AHSMEC 愛知淑徳大学 健康・医療・教育センター

地域医療貢献|健康相談室

医療講演会のご案内

健康や医療に関する情報をお伝えします。

健康や医療に関する情報をお伝えします

地域のみなさまを対象とした「定例医療講演会」を定期的に開催いたします。健康づくりや病気の予防に役立つさまざまな情報をわかりやすくお伝えし、より適切な医療を提供するための広報・啓蒙活動に力を注ぎます。

※愛知淑徳大学健康相談室では、講演会に参加していただいた際、講演内容についての質問のみを相談会形式で受け付けます。医療従事者がみなさまの個々の健康に関する相談に応じることはいたしません。あらかじめご了承いただけますようお願いいたします。

2017年度レポート

愛知淑徳大学 健康相談室 定例医療講演会 特別企画
愛知淑徳大学 健康医療科学部 健康栄養学科 共催講演会

「子どもの食と栄養を考える
―食を通して育つもの、育てたいもの―」

<講演日>
2018年3月17日(土) 13:00~15:00
<講演者>
愛知淑徳大学 健康医療科学部 健康栄養学科 教授 榎 裕美先生
相模女子大学 栄養科学部 健康栄養学科 教授 堤 ちはる先生
「子どもの食と栄養を考える―食を通して育つもの、育てたいもの―」

2018年3月17日(土)、本学健康栄養学科と共催の「定例医療講演会 特別企画」を開催しました。
今回の講演会では「子どもの食と栄養を考える」と題し、本学科の教授 榎 裕美先生と、特別講師としてお招きした相模女子大学 栄養科学部 健康栄養学科 教授の堤 ちはる先生が登壇。それぞれの専門領域の知識をわかりやすい言葉で、会場に集まった地域のみなさんや管理栄養学科の先生たちにお話されました。

乳幼児期の食育は、生涯の生活と健康に関わる「食」のスタート地点です。その食育をいかに進めればよいのか、本学の健康栄養学科の榎 裕美先生と、特別講師としてお招きした相模女子大学 健康栄養学科の堤 ちはる先生がご講演されました。母子栄養学のスペシャリストである堤先生は「食や栄養の知識を教えることだけが食育ではありません。好き嫌いをせずに食べようとすることで“苦手なことから逃げない強さ”を養うことができ、乳幼児は手づかみ食べをするなかで食べ物を認知する力や記憶する力を身につけています」と語られ、毎日の食事を正しくていねいにとることで、人間としても大きく成長できることを集まった聴講者にわかりやすく伝えられました。

2016年度レポート

「糖尿病について」

定例医療講演会特別企画
愛知淑徳大学クリニック共催講演会

「糖尿病について」

<講演日>
2017年3月25日(土)
13:00~15:30

2017年3月25日(土)、2年ぶりとなる定例医療講演会の特別企画として、愛知淑徳大学クリニックと共催で講演会を開催しました。
今回のテーマは糖尿病。専門医の先生方と管理栄養士の先生に、病気の特徴や予防法、食生活についてをそれぞれの視点から解説していただきました。

講演に先立ち、愛知淑徳大学クリニック院長 稲福繁先生からもご挨拶をいただきました。4月に2名の医師が内科・糖尿病内科に着任し、診察日も増設。眼科や耳鼻咽喉科、心療内科・精神科同様に、内科も毎日ご利用いただけるクリニックとなることを受け、今まで以上に地域のみなさまに信頼されるクリニックをめざしていきたいと、力強く抱負も語ってくださいました。

講演会第1部のご担当は、愛知淑徳大学クリニックでも診察をされている糖尿病専門医 植村和正先生。植村先生のユーモア溢れるお話しに、会場から笑い声も聞こえる中、食事療法や運動療法といった肥満や糖尿病予防のポイントを、60枚以上のイラストを使ってご説明いただきました。

第2部は、愛知淑徳大学クリニックで栄養指導をご担当中の管理栄養士 服部しげこ先生に交代。長続きしない過度な食事制限ではなく、好きな物を適量摂取する「適糖生活」をご提案され、日々の献立作成や調理における工夫などもご紹介くださいました。

第3部では、健康相談室室長でもあり、愛知淑徳大学クリニックの内科・糖尿病内科の顔でもある糖尿病専門医 井口昭久先生がご登壇。老年学もご専門でいらっしゃり、最新の難解な論文や研究結果も、老化や糖尿病を題材にしたご自身のエッセイを交えて分かりやすく面白く解説。大爆笑のうちに終演となりました。

健康相談室では、今後もさまざまな医療講演会を開催予定で詳細は決まり次第、ホームページ等でご案内いたします。みなさまのご参加をお待ちしています。

2013年度レポート

  講演日・時間 講演者・テーマ  
開設記念
講演会
4月20日(土)
13:00〜15:45
健康医療科学部
稲福 繁
心理学部
古井 景
クリニック
伊佐敷 靖
心理学部
後藤 秀爾
健康医療科学部
井口 昭久
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開講記念講演会

春らしい穏やかな日となった4月20日(土)、長久手キャンパス5号棟の大教室にて愛知淑徳大学 健康・医療・教育センター AHSMEC(アースメック)の開設記念講演会を開催しました。

記念式典では長久手市長・吉田一平様、愛知医科大学理事長・三宅養三様が、AHSMEC(アースメック)に寄せる期待のお言葉を交えてご祝辞をくださいました。そして開会の挨拶において、愛知淑徳学園理事長・小林素文先生、愛知淑徳大学学長・島田修三先生ともに力強く語っていたのが「地域貢献」への思いです。「地域のみなさまのために」というゆるぎない信念のもと、この開設記念講演会も企画・実施しました。講演者として登壇した5名の先生方がそれぞれの専門分野に関するトピックスをわかりやすく語り、ご参加くださった地域のみなさまは熱心に耳を傾けていました。

今後、AHSMEC(アースメック)では、健康づくりや病気の予防などに関する情報発信にも力を注ぎながら、医療や教育の質をより高め、その成果を地域に広く還元できるよう教職員・専門スタッフが一丸となってさまざまな取り組みを進めてまいります。

※長久手市長・吉田一平様の「吉」の字は「土」に「口」が正しい漢字となります。

  • 稲福 繁 先生
    稲福 繁 先生
  • 古井 景 先生
    古井 景 先生
  • 伊佐敷 靖 先生
    伊佐敷 靖 先生
  • 後藤 秀爾 先生
    後藤 秀爾 先生
  • 井口 昭久 先生
    井口 昭久 先生
第1回 5月24日(金)
14:00〜15:30

健康医療科学部 稲福 繁

「めまいについて」

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「めまいについて」

「めまいについて」

<講演日>
5月24日(金)14:30~15:30
<講演者>
健康医療科学部
稲福 繁

めまいを引き起こす主な疾患は、脳梗塞や脳腫瘍などの重篤な「脳の病気」と、良性発作性頭位めまい症やメニエール病などの命には直接関わりのない「耳の病気」に大きく分けられます。前者の場合、「手足が片方だけ動かない」「目を開けていても立てない」「会話が成り立たない」といっためまいが起き、緊急の処置が必要になります。稲福先生は、「まず『○○さん、大丈夫?』と呼びかけ、命に関わるめまいかどうかを、ご家族など周囲の人が落ち着いて判断することが大切です」と力強く語りました。また、耳の病気によるめまいのメカニズムや、規則正しい生活、健康診断の受診の重要性などに関する説明、質疑応答もあり、盛りだくさんの講演会となりました。

第2回 5月31日(金)
10:30~12:00

クリニック 伊佐敷 靖

「子どもの目の病気」

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「子どもの目の病気」

「子どもの目の病気」

<講演日>
5月31日(金) 10:30~12:00
<講演者>
クリニック
伊佐敷 靖

乳幼児期の目の病気は視機能の発達に影響を及ぼすことがあり、早期発見が重要です。しかし、乳幼児は症状を自分で気づいたり伝えることができません。
本講演では、伊佐敷先生が注意すべき子どもの症状やしぐさ、それらからどのような病気が考えられるのかを解説。子どもに眼鏡をかけさせたくない親が多い中、「眼鏡をかけてきれいな映像を見せてあげることが、子どもの脳の発達にも大切」とお話しされました。TVゲームについてのお話もあり、近年は弱視治療に応用されているとの説明には、会場から驚きの声が上がりました。
講演後には、参加者のみなさまよりお孫さんについての心配事からレーシックについてなど、多岐にわたる質問が寄せられ、終始アットホームな雰囲気の講演会となりました。

第3回 6月10日(月)
10:00~11:30

名古屋大学医学部老年科 野々垣 禅

「糖尿病について」

※都合により急遽講演者が変更になりました。

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「糖尿病について」

「糖尿病について」

<講演日>
6月10日(月) 10:00~11:30
<講演者>
名古屋大学医学部老年科
野々垣 禅

年々、日本で患者数が増えている糖尿病。血液中のブドウ糖が多い「高血糖」が続いた状態のことであり、加齢、運動不足、肥満、食べ過ぎなどさまざまな要因で発症します。自覚症状が少なく、ゆっくり進行しますが、神経や眼、腎臓で合併症を引き起こすこともあり、健やかな生活を大きく損なう病気と言えます。今回の講演会では、糖尿病の症状や診断、治療、予防などについてわかりやすく解説。野々垣先生は「運動療法と食事療法は糖尿病予防にも効果があります。1日1万歩をめざすウォーキングや、規則正しく、栄養バランスの取れた食事を根気強く続けましょう。継続は力です」と語り、参加者のみなさまからの質問にも親身になって答えていました。

第4回 6月28日(金)
14:00~15:30

健康医療科学部 榎 裕美

「高血圧と生活習慣
~高血圧を防ぐ食事~」

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「高血圧と生活習慣~高血圧を防ぐ食事~」

「高血圧と生活習慣
 ~高血圧を防ぐ食事~」

<講演日>
6月28日(金) 14:00~15:30
<講演者>
健康医療科学部
榎 裕美

高血圧は心臓に大きな負担がかかり、心臓病や脳卒中などの合併症を引き起こす場合があります。そこで今回、高血圧に関する話題の中でも、「高血圧を防ぐ食事」についての講演がおこなわれました。塩分を控えるための工夫、野菜や果物、魚など血圧を下げる働きのある食材、飲酒の適切な量、高血圧と肥満や運動との関連……。榎先生が具体的な生活の改善方法やアドバイスをわかりやすく伝えると、参加者のみなさまは熱心にメモを取りながら聞き入っていました。「3食バランスよく」「高齢者は動物性たんぱく質食品を毎日食べる」「薄味を心がける」「野菜は1日350g以上」など、健康的なライフスタイルの重要性を改めて学ぶことのできた、有意義な90分となりました。

第5回 7月9日(火)
10:00~11:30

健康医療科学部 安藤 富士子

「糖尿病の食事療法~実践編~
うまくいくわけ、いかないわけ」

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「糖尿病の食事療法~実践編~うまくいくわけ、いかないわけ」

「糖尿病の食事療法~実践編~
 うまくいくわけ、いかないわけ」

<講演日>
7月9日(火) 10:00~11:30
<講演者>
健康医療科学部
安藤 富士子

第3回「糖尿病について」の実践編として、ワークショップ形式の講演がおこなわれました。肥満による糖尿病の原因は、栄養の摂りすぎや脂肪細胞の肥大化です。そのため安藤先生は「過食・偏食を避け、適切な摂取カロリーを守る」「エネルギーや栄養素は1日3食で均等に摂る」など、食事療法のコツについてユーモアを交えて解説しました。さらに、参加者のみなさまと一緒に、自分のエネルギー消費量や適正な摂取カロリーを算出。昨日食べた食事の総摂取カロリーを食品交換表で調べて計算し、実際の食生活が理想とどのぐらい差があるのか、お一人おひとりが客観的に把握していました。正しい食事療法を体験的に知ることができ、より健やかな毎日への一歩になったことでしょう。

第6回 7月23日(火)
10:30~12:00

健康医療科学部 諏訪 真美

「現代社会と心の病 ―うつ病―」

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「現代社会と心の病 ―うつ病―」

<講演日>
7月23日(火) 10:30~12:00
<講演者>
健康医療科学部
諏訪 真美

心の病の症状は古代ヒポクラテスの時代から知られていますが、病気としての歴史が刻まれてきたのは約200年前から。内科学や外科学と比較すると、歴史の浅い学問で、どこからどこまでが病気なのか、外枠がまだ明確になっていない事も多くあります。
その様な背景の中、心の病で最も多い“躁うつ病”の症状・分類について講演されました。
躁うつ病は、心の病ですが必ず身体症状を伴います。何もしたくない・物事を判断できない・忘れっぽいと言った症状から始まり、次第に生きていてもしょうがない・何もかも自分のせいだ等自分を責めるようになり、自殺をしてしまう事もあります。身体症状としては、倦怠感・頭痛・食欲低下そして、ほとんどの人は睡眠障害が出ます。この様な症状は、朝が最もつらく、夕方に向かって改善していく事が特徴です。
また、うつ病になりやすい性格として、正直・真面目・几帳面・強い正義感・融通の利かなさ等が挙げられ、組織の中で出世していくリーダータイプの方に多く見られる性格です。
日本人の約10%がかかると言われているうつ病についての講義は、参加者の皆さんにとっても身近な話題のようで、講義終了後には、活発な質疑応答が行われました。

第7回 8月22日(木)
14:00〜15:30

心理学部 古井 景

「子どもの成長を考える
―母親の役割、父親の役割、
学校の役割、地域の役割―」

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「子どもの成長を考える
 ―母親の役割、父親の役割、学校の役割、地域の役割―」

<講演日>
8月22日(木) 14:00〜15:30
<講演者>
心理学部
古井 景

世界では、児童労働、貧困、紛争に巻き込まれる子ども、教育を受けられない子どもの問題が多く存在する一方、平和な国である日本では、不登校、いじめ、ひきこもりなど、新たな問題が増加しています。日本が豊かになり、関係性も複雑化し、親と子、地域と子、学校と子の関係性が希薄化し、子どもに問題が起きると、母親だけのせいにするという風潮自体、間違いなのです。
今回の講演で、古井先生は「子どもの成長過程には多くの人が関わっており、母親、父親、地域、学校において、それぞれの役割がある。」と語られました。
「学校と家でのルールに違いがあってよい、母親がしないことを父親が補う、上手に祖父母に甘える。子どもは、多くの人と接することで、色々な違いがあることを学ぶ。多くの人と関わった分だけ、子どもは成長する。大人である私たちには、それぞれ役割があります。子どもが成長し、社会で適応する大人になる準備期間を、私たちそれぞれの役割で関わっていきましょう。」
古井先生は、小児科医の経験、子育て経験のある父親として、子どもの成長について熱いメッセージを参加者のみなさまにお届けされていました。

第8回 9月12日(木)
10:30〜12:00

心理学部 後藤 秀爾

「思春期の心
―子どもの社会参加不安を考える―」

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「思春期の心
 ―子どもの社会参加不安を考える―」

<講演日>
9月12日(木) 10:30〜12:00
<講演者>
心理学部
後藤 秀爾

今回、後藤先生は、思春期の心をテーマにお話されました。最近の若者は、就職面接でも「がんばります」とは言うものの、何がやりたいのかが出てこない。自分がどうしたらよいのかを言えず、相手が自分に期待していることを知りたがる傾向にあるそうです。この背景には社会参加不安が直結していて、それはさまざまな病理現象でもあります。後藤先生は、小説「西の魔女が死んだ」を題材に、母と娘の三世代の連鎖を解説されました。
ひきこもり、ニート、リストカット、不登校。これらは、子ども一人の問題ではありません。本当の自分になることは難しくても、子どもにとって親が自分のことを一生懸命に考えてくれることは大事なこと。親が子と一緒に考えることの必要性を語られました。
最後に後藤先生は、「自分を見直すきっかけは、どこにでもある」という熱いメッセージを会場のみなさまにお届けされました。

第9回 9月27日(金)
13:30~15:00

健康医療科学部 鈴木 朋子

「脳卒中後のことばの障害と
その回復のために」

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「脳卒中後のことばの障害とその回復のために」

<講演日>
9月27日(金) 13:30~15:00
<講演者>
健康医療科学部
鈴木 朋子

~鍵はコミュニケーション~
全国に150万人もの患者さんがいる脳卒中。脳卒中で生じる様々な後遺症の中で、言語障害に焦点を当て、その対応やコミュニケーション方法について、演習も交えながら具体的に解説されました。
脳卒中で生じる言語障害は、声を発する事そのものに障害の起こる運動障害性構音障害と、聞く・読む・話す・書くと言った言語能力に障害の残る失語症とに分かれ、それぞれに対応やコミュニケーション方法に違いがあります。
特に失語症場合は、“日本にいながら外国にいるようなもの”と感じるほど、社会生活を送る上で困難があります。失語症患者さんの生活を支えていく為の、介護保険の活用や失語症の集い、新たな支援者として養成されている失語症会話パートナーの紹介もされていました。
講義の後半では、失語症患者さんとのコミュニケーションの方法を具体的に学び、参加者同士で演習する事により、学びを深められていました。

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愛知淑徳大学健康相談室

0561-56-0077

(月曜日~金曜日 10:00~17:00)