人間情報学科 情報デザイン専修

人間の感性やユニバーサルデザインの観点から、効果的な製品・サービスを考える

コンピュータや知覚情報処理の基礎を学んだうえで、人間の感性やユニバーサルデザインの観点から効果的に情報サービス・製品・空間をデザインするための知識やスキルを体系的に学びます。人にやさしく豊かなデジタルライフを提案・創造し、これからの社会に貢献できる能力を身につけます。

[情報デザイン専修 授業分野]

教育キーワード:暮らしの安全、安心、快適性/ユーザビリティ調査/3DCG/創造カ ・アイデアの可視化

情報デザイン専修 授業分野

カリキュラムの紹介

特色ある教育プログラム

CG応用:Computer Graphics Application program
  • 2D/3Dコンピュータグラフィックスを扱う基本技能に加え、デザイン・可視化・シミュレーションなど産業・教育分野、映像・ゲームなどエンターテインメント分野で活躍する力を養成します。

  • CG応用

3年次・4年次ゼミ紹介

ユニバーサルデザインコース

人にやさしく安心な暮らしをサポートする提案ができるサービス・製品・空間デザイナーを育成

髙原 美和ゼミ
  • 髙原 美和ゼミ
  • 人のこころを反映したデザインの実現

    さまざまな評価法によって人間を観察する力を養い、社会に受け入れられるモノのデザインにつなげていく方略を学んでいきます。対象は、交通関係・生活機器・化粧品・メディアなどデザインが重要になる幅広い分野です。

    ●ゼミ生の研究テーマ例:書籍の背表紙デザインの印象評価

森 博子ゼミ
  • 森 博子ゼミ
  • 快適な空間のデザインと提案

    人はどの場面で、どんなストレスを感じるのか、それが子供だったら、障がい者あるいは高齢者だったら、どうでしょう。身近な場面からストレス場面を選択し、社会的に価値のある快適な空間をデザイン・提案します。

    ●ゼミ生の研究テーマ例:異なる色トーンの空間が時間感覚に与える影響─ヘッドマウントディスプレイを用いた検討─

クリエイティブデザインコース

人にやさしく豊かで楽しいデジタルライフを創造できるクリエイターを育成

親松 和浩ゼミ
  • 親松 和浩ゼミ
  • 世の中の面白さを可視化・映像化して伝える

    雪はどのように結晶を形作るのか?肉眼では決して見ることのできないこの不思議な世界をモデル化し、映像化するといった試みに挑戦します。子供向けの科学・数学教育にも取り組みます。さらに、その成果を動画や冊子を製作して伝える試みをおこないます。

    ●ゼミ生の研究テーマ例:誰でも運営できるWebサイトの研究─美容院のWebデザイン制作を通して─

國分 三輝ゼミ
  • 國分 三輝ゼミ
  • 感性のコンピューティング&デザイン

    ワクワクやカワイイといった人間の感性を科学的に測り、その結果に基づいてデザインや試作をし、その評価までおこなって、ユーザの感性に響くモノ・システム・サービスを提案します。

    ●ゼミ生の研究テーマ例:楽しく続けられるVR筋トレ・脳トレゲームの開発と評価

須藤 信ゼミ
  • 須藤 信ゼミ
  • “発信”する作品制作

    学外へ向け“発信”することを目的とする作品を制作します。“作品”にどのような意義があり、価値があるのか。作品鑑賞の価値観を見つめなおし、作品批評だけにとどまらない「制作者」を目指します。

    ●ゼミ生の研究テーマ例:地域の歴史を紹介する映像インスタレーション

情報デザイン専修 Web OPEN CAMPUS! 2021

情報デザイン専修 WEB OPEN CAMPUS 2021 特設ページ!

授業風景や学生の論文・作品を公開!

TOPICS座学に留まらず、情報デザインに必要な様々な力を実践的に養います。 詳しく読む
「パッケージ製作」で立体的デザインに挑戦!

身近なパッケージをリニューアルするという課題に、2D/3DCGソフトを駆使して学生たちがデザインアイデアを具体化。実物に近い形でサンプルを組み立て、色彩・質感など感覚的な部分まで検討します。単にソフトなどのテクニックを修得するのではなく、より実際に近い場面を想定し、総合的な視点で自らの技術を活用する機会となっています。

  • TOPICS

就職決定者の声多くの先輩が、人間情報学科から羽ばたいています。 詳しく読む
  • 就職決定者の声

  • 情報×心理学で、より人にやさしいアプリ開発が可能に

    卒業生

    大矢 佳穂さん
    人間情報学部 人間情報学科 2019年度卒業
    (愛知県立熱田高等学校 出身)
    就職先:一般社団法人日本自動車連盟(JAF)

    人間情報学科で学ぶにつれて、日々進化し続ける情報分野に惹かれるようになりました。『システム開発演習3(Android)』では、幼児向けの英語教育アプリを設計からデザイン制作、プログラミングまで一人でおこない、完成後の作品を授業内で発表。自分にはない視点の意見や友人の制作したアプリから新たな気づきを得るなど、仲間と切磋琢磨しながらスキルを高められました。心理学やユニバーサルデザインの授業では、利用者目線でアプリ開発やシステム設計をすることの重要性にも気づけました。就職先では学科での学びを活かし、事故防止に貢献できるよう努力します。