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スポーツ・健康医科学科 概要

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学びの内容

生涯健康社会のリーダーの育成をめざす

 体と心の健康に関する広範な知識・技能を持ったスポーツ・健康医科学のジェネラリストの育成をめざし、基礎医学・臨床医学・栄養学・スポーツ科学・メンタルヘルスなどの幅広い学問領域を探究。多方面で活かせる豊かな医療に関する教養と高い実践力を身につけます。

体と心の健康を探求する、3つの研究領域

健康医科学系

 毎日使っているのに、普段はほとんど気に留めることのない自分の身体。しかし、ひとたび病気になると、身体の大切さを思い知ると同時に、自分の身体についてほとんど知らないことに気づかされます。人体の構造や仕組みを知ることは、健康を考える第一歩です。「健康医科学系」では、“実際に見て理解する学習”をテーマに、診断学演習など体験的な学習機会を用意。身体のメカニズムを一からていねいに学んでいきます。さらに、病気にならないようにする、病気の早期発見・治療を心がける、病気の再発や悪化を食い止める、の3ステップからなる予防医学の考え方も身につけます。小宇宙に例えられるほど不思議に満ちた人体の世界。その世界を探求しながら、心身の健康づくりのあり方を考察します。

健康スポーツ系

 スポーツを学ぶといっても、トップアスリートをめざして競技能力を高めるわけではありません。「健康スポーツ系」で学ぶのは、体力づくりや生涯スポーツとしてのスポーツ。“積極的な健康づくり”をテーマに、運動のメカニズムを学びながら、スポーツをいかに活用し、指導していけばよいかを学習・研究します。学習目標は、たとえば、フィットネスクラブや老人福祉施設などで、一人ひとりの身体の状態を正しく理解し、その人に合ったトレーニングが組み立てられる指導者や、生徒一人ひとりの身体のことをわかってあげられる保健体育の教員になることです。なお、この研究領域には、教員資格を得るのに必要な教職専門科目のほか、日本体育協会公認スポーツ指導者や健康運動実践指導者などのさまざまなスポーツ指導者になるための科目が充実しています。

健康環境系

 病は気からと言うように、心と身体は表裏一体。心の側面を無視して健康を考えることはできません。特に現代社会では何らかのストレスを抱える人が多く、心の健康づくりも大きなテーマになっています。「健康環境系」では、メンタルヘルスに着目。ストレスコントロールの方法論を、精神医学をベースに幅広い観点から考察します。また、インド発祥のアユルベーダやヨガ、中国医学に基づく漢方や薬膳など、話題の健康テーマを豊富に取りあげます。中でも漢方については、栄養学と漢方医学を組み合わせるという実験的な試みを構想しており、未知の領域を切り開く面白さも味わえます。もちろん、どの学びも理論ばかりでなく、「こういう人や病気にはこういう健康指導」というケーススタディが中心。学んでいて楽しいのはもちろん、高度な専門性と実践力が身につきます。

カリキュラムポリシー

臨床医学を幅広く学習する、これまでにはないカリキュラムの6つのポリシー。

POINT 1心身の健康について深く幅広く学ぶ

 本当の「健康」とは何か。「病気」とは何か。「基礎医学」と「臨床医学」など専門的知識を基盤に、栄養学、スポーツ科学、メンタルヘルスなど、人の心身に関わるあらゆることを学びます。健康医学に関する幅広い知識を身につけ、自分そして自分に関わる人の健康のケアができる生涯健康社会のリーダーをめざします。

POINT 2第一線で活躍する医師、医療の専門家、健康スポーツの指導者らによる専門的な教育

 教授陣には、第一線で活躍する専門家が集結しています。また、現役で活躍する臨床医が教鞭をとるなど、最前線の現場から届く生きた知識や技能から、高度な専門性を身につけます。

POINT 3興味や目標に応じて、自由に学べる3つの研究領域

 「健康医科学系」「健康スポーツ系」「健康環境系」の3つの研究領域では、基礎医学・健康科学・スポーツ科学・メンタルヘルス・栄養学に関するあらゆる知識と技能を習得。
 これらの研究領域は、自分の興味や将来の目標に応じて自由に学ぶことができます。

POINT 4健康科学研究、研究プロジェクトに挑み、豊かな教養と高度な実践力を獲得する

 3年次には、健康科学研究、研究プロジェクトのいずれかを選択し、卒業論文、卒業レポートの制作に取り組みます。
 「健康医科学系」「健康スポーツ系」「健康環境系」の3つの研究領域にまたがり、研究プロジェクトを立ち上げることもでき、取り組む研究テーマは無限に広がります。専門的知識を基盤に、自ら研究課題を見つけ、社会に新たな問題提起までできる実践力を養います。

POINT 5充実した学習施設・設備で体験的に学習

 最先端の臨床検査機器や医療機器など、高度な設備や施設がそろっています。
 実験、実技を授業に数多く取り入れながら、少人数クラスできめ細やかな指導をおこない、生涯健康社会のリーダーとしての生きた知識を養います。

POINT 6中学校・高等学校教諭一種免許状(保健体育)が取得可能

 スポーツ・健康医科学科では、幅広い分野で活躍する健康リーダーを育成します。中学校・高等学校の保健体育の教員免許状が取得できるのをはじめ、指定科目を履修することでトレーニング指導者や健康管理士一般指導員など健康に関わるさまざまな受験資格を得ることができます。

スポーツや健康に関する、さまざまな専門家をめざせます。

トレーニング指導者

  スポーツ選手や一般の人に対して運動プログラムの作成と指導ができることを認定する資格です。トレーニングコーチ、フィットネスインストラクターなど、トレーニング指導の専門家の基礎資格として位置づけられています。

レクリエーション・インストラクター

 心身のリフレッシュやコミュニケーションの促進などに役立つレクリエーションに関心を持つ人のための入門となる資格です。スポーツ、野外活動、芸術・文化活動などを楽しく伝える「あそびの提供者」として活躍できます。

健康管理士一般指導員

  企業、学校、地域、家庭などにおいて、病気を予防するための環境づくり・肉体づくり・生活づくりの指導やアドバイス、健康の維持・増進のための正しい知識の普及などをおこない、医師とは異なる観点から人の健康をサポートします。

資格・進路

取得できる教員資格

  • 中学校教諭一種免許状(保健体育)
  • 高等学校教諭一種免許状(保健体育)

目標とする資格等

  • 日本体育協会公認スポーツ指導者(スポーツ指導基礎資格・スポーツリーダー、スポーツプログラマー)
  • 障害者スポーツ指導員(初級)
  • 健康運動指導士
  • 健康運動実践指導者
  • トレーニング指導者
  • レクリエーション・インストラクター
  • 健康管理士一般指導員

◎2011年度申請予定
※2011年度申請予定の資格であっても、2011年度入学者から資格または受験資格が取得可能になります。

予想される卒業後の進路

 心身にわたる健康づくりをトータルにアドバイスする指導者として、多方面で活躍することができます。中学・高校の教員資格がめざせるだけでなく、トレーニング指導者や健康管理士といったさまざまな資格の取得がめざせます。医学や健康に関する広範な専門知識・技能を有する人材は、社会福祉関係やスポーツ関係、病院をはじめ、一般企業においても、その能力を大いに発揮することができます。

  • 中学校、高等学校の教諭
  • 各種スポーツ団体
  • 各種社会福祉団体
  • 医療機関(医療コーディネーター)
  • 健康機器メーカー・健康食品メーカー
  • 一般企業の厚生部門・衛生管理者・健康指導者
  • 一般企業の人事・教育・営業部門など
  • 公務員
  • 大学院進学 など