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愛知県総合教育センター所長・杉浦慶一郎さん 他

2013年1月 8日

愛知県総合教育センターとの連携に関する協定書調印式を開催

愛知県総合教育センターとの連携に関する協定書調印式を開催 新年が明けて間もない平成25年1月8日、愛知県総合教育センターと愛知淑徳大学との連携に関する協定書調印式が開催されました。愛知県総合教育センター所長の杉浦慶一郎さん、愛知県総合教育センター研究部長の小塩卓哉さん、愛知県総合教育センター庶務課長の堀内重孝さんをお迎えし、愛知淑徳大学からは島田修三学長、石田好江副学長、小倉斉文学部長、教職・司書・学芸員教育部門長の後口伊志樹先生、教育学科主任の二宮昭先生、粟野泰次事務局長が参加しました。小倉斉文学部長の司会進行のもと、調印式が厳粛にとりおこなわれ、杉浦慶一郎所長と島田修三学長の間で調印が交わされました。

教員志望の学生や現役教員の力を、さらに大きく伸ばしたい

教員志望の学生や現役教員の力を、さらに大きく伸ばしたい 愛知淑徳大学は文学部を中心に教員養成に力を注いでいる総合大学として、多くの卒業生が教育現場で活躍しています。また、愛知県総合教育センターは、幼稚園、小・中・高等学校、特別支援学校に所属する先生方を対象に、教育に関する研究や研修、教育相談などを実施する県立の機関として発展してきました。
調印に先立って、小塩卓哉研究部長が連携協定の締結に至った経緯についてお話しくださいました。「これまでに、愛知県総合教育センターが開催している10年経験者研修、職務研修、教科研修の講師として、島田修三学長や小倉斉文学部長などの先生方にお越しいただき、愛知淑徳大学との連携を深めてきました。今後、組織的、継続的、互恵的体制を整え、相互の教育をさらに充実、発展させていくために、本日の協定書調印式を迎えることとなりました」とご説明くださいました。

未来を担う子どもたちの可能性を拓くために

未来を担う子どもたちの可能性を拓くために 杉浦慶一郎所長はあいさつの中で「教育現場はめまぐるしく変化しています。そうした状況に対応していくために、愛知県総合教育センターは県内の大学と連携を深め、現役教員が専門知識を広げていくことのできる機会を豊富にしたいと考えています。また、今回の連携協定を機に、教員をめざす学生の皆さんに対する支援も、より一層充実するよう願っております」と今後の新たな取り組みへの意欲を語ってくださいました。その教員教育や教員養成への熱い思いに賛同するように島田修三学長も「教育現場での課題に対して在学中から考えを深め、視野を広げるために、現役教員の方々の姿を学生たちに見せるなど、実践的教育や研修がより活発になっていくことを期待しています」と熱く語りました。今回の連携協定の締結をきっかけとして、愛知県総合教育センターと愛知淑徳大学の教育・研究体制がさらに進展し、未来を担う子どもたちの成長の力になるよりよい教育が実践されていくことでしょう。