学長室のお客様

外務省NGO担当大使 五月女光弘さん

2004年9月 8日

 2004年9月8日(水)、外務省NGO特命全権大使の五月女光弘先生が、表敬訪問されました。

 五月女先生は、1965年に外務省に入省され、その後、ニューヨーク領事や経済協力局民間援助支援室長、ニュージーランド・在オークランド総領事、駐ザンビア共和国・特命全権大使などを経て、初代のNGO/NPO担当特命全権大使、後に2003年11月外務省参与NGO担当大使に就任され、多数の本の出版や、そのほかエッセイスト、解説者などとしても活躍され、現在も、行政とNGOの双方の橋渡し役として活躍されています。

 今回、五月女先生は、本学の文化創造研究科の開放科目である国際交流特講『国際協力NGOの現状と展望』の講師として、数時限にわたり授業を担当されましたので、休み時間をぬって訪問され、五月女先生のこれまでのご活動内容や本学の教育内容をもりこみながら、国際交流、国際協力、国際貢献などについて、お話されました。

 その中で、NGOの海外プログラムでインターンシップを行ない、その後、大学院で一年かけそれを論文とし修士号を与えるというプログラムをある国立大学がスタートさせたとの話を伺いました。大学院教育が多様に展開されつつあることを実感するとともに、本学の教育も絶えざる変革が必要なのだと感じました。