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長久手町長・加藤梅雄さん 他

2010年10月14日

長久手町と愛知淑徳大学の連携協力について、協定書を調印

 2010年10月14日、長久手キャンパスのCCC(コミュニティー・コラボレーション・センター)に長久手町・町長の加藤梅雄さんをはじめ、議会議長の川合保生さん、教育委員会教育長の青山守孝さん、まちづくり推進部長の鈴木孝美さんをお迎えし、長久手町と愛知淑徳大学との連携協力による調印式がおこなわれました。
愛知淑徳大学の列席者は、小林素文学長、都築久義副学長、石田好江学生部長、五島幸一CCCセンター長、粟野泰次事務局長、そして長久手町で地域活動に取り組んでいる学生たちです。多くの関係者に見守られる中、小林素文学長と加藤梅雄町長の間で調印が交わされました。

大学と行政が協働する「まちづくり」のために

 2005年、長久手町で開催された『愛・地球博』は、企業や政府に属さないNPOや地域の方々が市民ボランティアとして活躍し、大きな成果を残しました。その後、その成果は各方面で引き継がれ、翌年9月、愛知淑徳大学では「地域に根ざし、世界に開く」という理念のもと、学生の学外での活動を積極的に支援するCCC(コミュニティー・コラボレーション・センター)を開設。現在では愛知淑徳大学の学生5人に1人がボランティア登録をしており、「リニモ活性化事業に向けたフリーペーパー制作」「小学校でのグリーンマップづくり」「町広報誌の表紙撮影」「国民健康保険しおりの挿絵制作」「女性・こども安心安全キャンペーンの共同企画」など、長久手町のさまざまな活動に協力しています。
こうした大学と行政が協働する「まちづくり」をさらに推進し、相互に発展していくことを目的に、今回の連携協定の調印を迎えることになりました。

長久手町と愛知淑徳大学との連携協定に期待を寄せる町長

 調印式に列席された加藤梅雄町長からは、「連携協定の調印をきっかけに、愛知淑徳大学と長久手町が心の通いあう活動に取り組み、相互に発展していければ幸いです」との言葉をいただきました。それに対して小林素文学長は、連携協定をはじめ、CCCの活動にあたって長久手町にご協力をいただいていることについて、深く謝辞を述べました。
その後、長久手町で活躍する学生の活動事例紹介、質疑応答、列席者全員での記念撮影と順におこなわれ、長久手町と愛知淑徳大学のつながりを一層に深めた調印式は、晴れやかなムードの中で無事に終了しました。
今回の連携協定により、学生たちの学外活動は今後さらに意義あるものになっていくことでしょう。