教員・ゼミ

言語聴覚学専攻のゼミ担当教員・スタッフを紹介します

伊藤美知恵

専門領域

機能性構音障害、器質性構音障害

主な担当科目

小児構音障害Ⅰ・Ⅱ

ゼミ内容

子どもの構音(発音)発達、発達途上で生じる構音の問題、口腔の病気や機能の障害に起因する構音の問題、またそれらが与える影響について各自テーマを決めて研究します。

これまでの卒業論文テーマ(一部)

  • 『側音化構音に対する聴覚印象について-治療前と治療後の音声比較-』
  • 『構音障害を有する児童への教員の対応-言語聴覚士との連携について-』
  • 『幼児の音韻意識の発達-音韻操作課題の処理速度との関連-』

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稲福 繁

専門領域

耳科学(臨床)、平衡神経科学 

主な担当科目

耳鼻咽喉科学、言語聴覚診断学 

ゼミ内容

聴覚の生理学、病態学を学びます。ヒトは聞くことで言葉を覚え、音の方向性を感知し活動しています。入力としての聴覚がどのような構造・機能になっているか、さらには疾患に陥るとどのようになるか、疾患の部位によっては聴覚を保障するにはどのようにすればよいのか、いろいろな検査法、指導法を勉強します。

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井脇貴子(教授)

専門領域

聴覚障害

主な担当科目

聴覚障害Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ

ゼミ内容

  1. 聴覚に障がいのある成人あるいは小児へのコミュニケーション支援
  2. 語音聴取評価法
  3. 両耳聴効果
  4. 聴覚障がい児のリテラシーの獲得
  5. 聴覚処理障がい  などについて研究します。

これまでの卒業論文テーマ(一部)

  • 『聴覚障がい者の就業について』
  • 『聴覚障がい児のオノマトペの理解』
  • 『加齢による中枢性聴覚情報処理機能への影響』
  • 『高周波数帯域における年代別の聴力』
  • 『健聴児と難聴児の語彙の獲得の比較について』

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鈴木朋子(准教授)

専門領域

失語症、高次脳機能障害

主な担当科目

失語症Ⅱ・Ⅲ、高次脳機能障害Ⅰ・Ⅱ

ゼミ内容

脳損傷によって生じるコミュニケーション障がい全般に対する評価と治療、援助活動について学びます。

  1. 失語症などのコミュニケーション障がいに対する治療方法とその効果
  2. 失語症などの言語障がいをもつ成人及び小児のコミュニケーション援助
  3. 失語症などの言語障がいを持つ成人および小児の心理社会的問題とそのサポート

これまでの卒業論文テーマ(一部)

  • 『高齢者の認知機能について―MCIと健常高齢者の比較―』
  • 『失語症者のリズム再生能力について』
  • 『対話者の違いによる失語症者のコミュニケーション』
  • 『失語症者家族の介護負担感に関わる要因の検討』

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丹羽英人(教授、学科主任)

専門領域

耳鼻咽喉科学、聴覚医学、聴覚生理学、中耳の手術

主な担当科目

耳鼻咽喉科学、聴覚系・発声発語系の構造・機能・病態、音声障害

ゼミ内容

聴覚機能を生理学的に解明します。ことばは人にとって、知識を得たり考えたりするためには最も重要な手段です。音声や言語が耳に入ってから、どのような過程を経て、意味のあることばとして理解されてゆく過程について、生理学的心理学的に研究します。また、難聴がある場合にはその難聴の原因や障がい部位を色々な聴覚機能検査を用いて調べます。

これまでの卒業論文テーマ(一部)

  • 『高音障害型難聴に於ける異聴の研究』
  • 『急性後天性一側性聴覚障害に於ける方向覚の変化』
  • 『聴覚が平衡覚に及ぼす影響―重心動揺計を用いて―』
  • 『年齢別の聴覚機能の変化―純音聴力・語音聴力・OAE検査を使用―』

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船﨑康広(准教授)

専門領域

言語発達障害

主な担当科目

言語発達障害Ⅰ・Ⅱ

ゼミ内容

自閉症、脳性まひ、ADHD、学習障がい、知的障がい等により、本人やその家族その他、発達支援を必要とする人々に対し、言語の専門家としてどのような支援ができるのか、その理解の仕方、その技術、そのあり方等について学びます。実際に子どもとその親御さんと関わる中でテーマを見つけ、研究します。

これまでの卒業論文テーマ(一部)

  • 『母親から見た特別支援教育 ~特別支援教育に対する母親の評価の視点~』
  • 『障害児者の自立と就労―障害児を育てる母親へのインタビューを通して―』
  • 『特別支援を必要とする児童の保護者と教師の関係―インタビューによる事例の比較検討―』

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宮田Susanne(教授)

専門領域

言語発達学

主な担当科目

言語発達学、言語学

ゼミ内容

赤ちゃんがコミュニケーションをし始めるときに、周りの言語や文化によって影響を受けます。と同時に「言語は本能である」と言われるほど、生まれついている部分もあります。そのような子どもの言語獲得と、周りの人たちの言語使用に焦点を当て、発話を分析しながら習得過程を検討します。

これまでの卒業論文テーマ(一部)

  • 『二語文の文法構造:意味役割の分類と語と語の支配関係について』
  • 『マザーリーズは何歳から使えるようになるか:子どものレジスターの獲得について』
  • 『自閉症児とダウン症児の伝達的ニュアンスを含む終助詞"ね"の使用分析』
  • 『バイリンガルの言語維持問題について』

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吉田敬(准教授)

専門領域

失語症などの言語障がい、神経言語学

主な担当科目

失語症Ⅰ・Ⅱ

ゼミ内容

脳血管障がいなどにより脳が損傷を受けた場合、損傷の場所によってはことばに障がいをもつことがあります。ゼミでは特に失語症を取り上げ、失語症を持つ方のことばの処理や生活環境を調べ、失語症の評価法やリハビリテーションにどのようにつながりうるのか考えます。

これまでの卒業論文テーマ(一部)

  • 『失語症者における仮名文字単語の音読―表記妥当性/語彙性、モーラ数の影響―』
  • 『買い物における失語症者の数の処理』

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安藤有紀(実習助手)

実習助手・事務スタッフです。

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