公務員になるには

景気の動向に左右されない安定した職業として、公務員が近年ますます人気が高まっています。一方、法律によって「全体の奉仕者として、公共の利益のために勤務する」と規定され、民間企業とは異なった職業観が要求されていることも忘れてはいけません。不当に免職されたりせず、身分や収入が保証されているというメリットだけにとらわれず、住民の幸福のために行政サービスや福祉の向上につくす公僕であるという自覚と情熱をもって選択してください。

公務員の種類

■国家公務員
 国家公務員は、国家レベルでの職務を遂行する公務員で、国家によって採用され、国から給与を受けます。主な大卒程度(試験レベル)の国家公務員試験は 20種類あり、その代表的な試験が各省庁の中央官庁に将来の幹部候補、いわゆるキャリア組として採用される国家・種試験、地方機関の幹部候補として採用される国家・種試験です。
 その他の主な国家公務員試験(大卒程度)として、国税専門官、労働基準監察官、法務教官、航空管制官などがあります。

■地方公務員
 地域公共の利益のために働くという実感を強く持てるのが地方公務員です。地域に密着した行政ですから、範囲が限定されるかわりに自分たちの町をよくするという喜びは大きなものがあります。職種によっては、特定の仕事に従事することが可能です。採用試験は都道府県、政令指定都市、市町村の各自治体で行われ、募集職種は多種多様で、一般行政に携わる行政・事務等の職種のほか、各種技術系職種、資格免許職、警察官、消防官などがあります。警察官は、警視庁(東京都の場合)と各道府県の警察本部が、消防官は東京消防庁、各市の消防本部が採用試験を行っています。

応募の方法

公務員は種別ごとに試験実施機関が分れていて、応募や採用の方法・期日・内容などが異なります。本学に送付されてくる受験要項は、就職資料室にファイルされていますので利用してください。また、送付されてこないところについては、個人で都道府県・政令指定都市人事委員会に問い合わせ、早めに取り寄せましょう。
また、応募資格には、年齢・学歴・性別・居住地・身体的要件などの制限がある場合、大卒見込は受験できない場合、受験地の住民以外は受験できない場合もあるので注意が必要です。