報告

2016年01月28日

防災訓練

防災訓練

平成27年12月14日(月) 長久手・星が丘両キャンパス

長久手・星が丘両キャンパスで同時刻に防災訓練を実施。
いのちを守り、助ける知識を学びました。

 12月14日(月)、長久手・星が丘両キャンパスで、防災訓練がおこなわれました。12時の緊急地震速報を合図に、学生や職員のほか、一般外来者を含む、学内にいるすべての人が、安全かつ迅速に避難ができるよう訓練に参加。さらに参加者一人ひとりが防災知識を深め、緊急時に冷静な行動が取れるよう、避難行動の他に、救護訓練や消火訓練などにも取り組みました。参加者は日頃から防災意識を持ち、互いに協力し合うことの大切さを学びました。

長久手キャンパス

混乱もなくスムーズに避難行動を取り、学生たちはグラウンドへ。学部や所属ごとに色分けされたプラカードの列に整然と並び、点呼をとりました。
全員がそろったことを確認した後、長久手市消防本部の方が「小学校や中学校で避難訓練のときに教わる標語“お・は・し・も”は年齢に関係なく大切な避難時の行動です。『押さない、走らない、しゃべらない、戻らない』の優先順位はありません。すべて同時に行う必要があります」「万が一のとき、消防が対応することが困難なこともあります。今日の訓練を教訓とし、皆で協力し合い、被害の軽減をめざしてください」と、災害時の心得を示しました。

星が丘キャンパス

12時、緊急地震速報を聞いた学生たちは速やかに机の下に身を隠し、自分の身の安全を確保。その後、誘導係の指示に従い、事前に示された緊急避難経路を使って中学校・高等学校のテニスコートに向かいました。そして学科ごとに整列し点呼確認をおこなった後、挨拶のためにマイクの前に立った千種消防署の方のお話に耳をかたむけました。「地震や災害はどんなときにもやってきます。いつ、どこで、何が起こるかわかりません。緊急時にも冷静に行動できるよう“安全を確保するために、どんなことをすればよいのか”日頃から考える習慣を身につけてほしいと思います。今日の防災訓練を、防災を考えるきっかけにしてください」と参加者に呼び掛けました。

防災訓練の内容

安全の確保

授業中の学生たちは、訓練用のサイレンがなると一斉に机の下へ避難。スピーカーから避難誘導指示のアナウンスが流れるまで静かに安全を確保しました。

避難行動

担当教員や避難誘導指示に従って速やかに屋外へ移動。長久手キャンパスはグラウンドへ、星が丘キャンパスは中高テニスコートへ避難しました。

救護訓練(担架・車椅子)

負傷者を担架や車椅子に乗せて搬送する救護訓練を実施。階段や段差などでの搬送方法や、毛布やシーツなど代用品での応急担架の作り方を学びました。

救護訓練(AED・応急処置)

人形を使った心肺蘇生法の手順、AED装置の操作方法を体験しました。災害時以外でも重要となる救命処置知識を身につけました。

消火訓練

参加者は、消火器の扱い方を学んだ後、教わった手順を確認しながら訓練用の消火器を使って、水を的へ噴射。ねらう位置や火元の距離を意識して取り組みました。

煙体験ハウス

長久手市消防本部のご厚意で設置された煙の怖さを体感する煙体験ハウス。人体に無害な煙が充満する中を、壁づたいに歩いて避難する方法を学びました。