報告

2017年05月09日

平成29年度 愛知淑徳大学 入学式

平成29年度 愛知淑徳大学 入学式

平成29年4月2日(日) 名古屋国際会議場(センチュリーホール)

2,300人以上の新入生が晴れの日を迎え、
新たな日々への決意を固めました。

 名古屋の桜がほころび始めた4月2日(日)、名古屋国際会議場 センチュリーホールにて愛知淑徳大学の入学式がおこなわれました。真新しいスーツを身にまとった新入生たちが続々と来場し、きらきらと輝く笑顔で会場は華やいでいました。
 式典はおごそかな雰囲気のもとで進行し、2,300人以上の新入生が入学許可を受けました。新たなスタートラインに立ち、決意を固める一人ひとりに向けて、島田修三学長は大学の理念「違いを共に生きる」にふれながら式辞を述べました。「これからの4年間、確実な専門知識や技術を豊かに身につけることに専心してもらいたいと思います。同時に、自分とは異なる文化や人間の抱えるさまざまな『違い』に対する、深い想像力や共感や理解の力、そして、その相手と生きたコミュニケーションを交わす能力を育ててください」と語りかけ、新入生たちを激励しました。

平成29年度 愛知淑徳大学 入学式

平成29年度 愛知淑徳大学 入学式

 続いて来賓の方々から祝辞が贈られ、小林素文理事長は「皆さんは大学歌のタイトルのように『青春無限』です。失敗を恐れずに思いきって挑戦し、自分の可能性を広げていってください」とあたたかなエールを投げかけました。その思いに応えるように、新入生代表は「愛知淑徳大学の学生として誇りと自覚を持ち、実りある学生生活を送ることを誓います。『違いを共に生きる』の理念を胸に、多くの人とともに成長していきます」と、誓いの言葉を力強く述べました。
 新入生全員が、それぞれの夢や目標を見据え、この入学式で抱いた思いを胸に学生生活を充実させていくことでしょう。

入学式とともに開催された行事

ガイダンス

平成29年度 愛知淑徳大学 入学式

 学生生活とボランティア活動に関するガイダンスがおこなわれ、学生部長・中郷慶先生とコミュニティ・コラボレーションセンター長・大塚英揮先生が登壇。「『自分から求める姿勢』を大切にして、自ら積極的に動こう」「ボランティア活動を通して、広い視野、仲間や居場所、行動力など、たくさんの宝物が得られるでしょう」といったメッセージを届け、新入生たちのチャレンジ意欲や向上心を引き出しました。

基幹科目「違いを共に生きる」「ライフデザイン」特別授業

平成29年度 愛知淑徳大学 入学式

 副学長・高橋啓介先生が、基幹科目「違いを共に生きる」「ライフデザイン」の導入となる特別授業をおこないました。本学の40年の歩みと大学の理念「違いを共に生きる」を解説した高橋先生は「『違い』を個性として尊重し合い、他者と関わり合いながら、自分の芯となる『社会的アイデンティティ』を確立しよう」「自己否定の『自分探し』ではなく、自己肯定の『自分磨き』をしよう」「多くの人と出会い、学びを重ねて、『人生の選択権』を自分自身で握ろう」と、学生生活の道しるべとなる多くの言葉を新入生に伝えました。

新入生歓迎演技

平成29年度 愛知淑徳大学 入学式

平成29年度 愛知淑徳大学 入学式

 愛知淑徳大学のクラブ・同好会は、約85団体。それぞれが目標に向って活発に活動しています。その代表クラブ4団体が、新入生歓迎演技としてパフォーマンスを披露しました。B&Bオーケストラ、よさこい探究会「鳴踊」、ジャンクダンススクエア、チアリーディング部の熱い演奏・演技に、新入生たちはいっそう晴れやかな笑みを浮かべ、新生活への期待や希望をふくらませていました。

学生ボランティアによる「パソコンテイク」

平成29年度 愛知淑徳大学 入学式

平成29年度 愛知淑徳大学 入学式

 聴覚に障がいのある学生をサポートするために、障がい学生支援活動団体「あすてく」の学生たちがボランティア活動に励んでいます。その一環として、入学式では音声情報をリアルタイムに文字化してスクリーンに映し出す「パソコンテイク」を実施。ガイダンスの後には、代表学生が「あすてく」の活動内容を紹介し、支え合いの輪を広げていました。