報告

2015年01月14日

日本財団学生ボランティアセンターと愛知淑徳大学コミュニティ・コラボレーションセンターとの学生ボランティア活動推進に関する協定調印式

日本財団学生ボランティアセンターと愛知淑徳大学コミュニティ・コラボレーションセンターとの学生ボランティア活動推進に関する協定調印式

平成26年10月27日(月) 星が丘キャンパス コミュニティ・コラボレーションセンター

全国の多様な人や機関と連携し、次代を担う人材の育成を推進。

 愛知淑徳大学のコミュニティ・コラボレーションセンター(CCC)は、学生と地域、社会、世界をつなぎ、ボランティア活動や学生主体の活動を支援する教育センターです。1年間で延べ1万人もの学生が活用し、仲間や学外のさまざまな人と協働して、自らの成長に結びつく"生きた学び"を積み重ねています。その取り組みは全国的にも注目を集め、今回、日本財団学生ボランティアセンターとの連携協定が締結されることになり、10月27日(月)、協定調印式が執りおこなわれました。日本財団学生ボランティアセンター・西尾雄志センター長に星が丘キャンパス CCCにお越しいただき、本学からはCCCセンター長・ブイ チ トルン先生、文学部 教育学科 准教授・小島祥美先生、CCCの和田恭治事務室長が参加しました。

 日本財団学生ボランティアセンターは、大学や行政などのさまざまな組織と連携し、「学生ボランティア支援」「学生ボランティア文化の定着」をめざすNPO法人です。学生たちの活動を支援し、一人ひとりのスキルアップを後押ししながら、次世代を担う人材を育成しています。中でも大学との協働では、グローバル人材育成、国内ボランティア、東北ボランティアに関する講座などを開催。東北、関東、関西、中国エリアの国公立・私立大学と連携してボランティア活動のさらなる活性化に力を注いでいます。そして今回、東海エリア初の協定大学として、愛知淑徳大学が選ばれました。

 西尾センター長は調印式の挨拶で「学生のボランティア支援、次世代を支える人材育成を推進していく上で、日本財団学生ボランティアセンターの全国展開を考えています。そのとき、東海エリアのリーディング大学としてふさわしいと思ったのが、愛知淑徳大学です。小島先生から学生の教育に対する熱い思いを伺い、さらに、ボランティアに関する全国的な会議でイキイキと活躍する愛知淑徳大学生の姿を見て、かねてより注目していました。この連携協定を機に、ボランティア活動に励む学生の力をより引き出していくことができたらと考えています」と語りました。その言葉を受けてブイ先生は謝意を表しながら「本学の教育やCCCを中心とするボランティア活動、地域活動などに関心を持っていただき、今回、協定のお話をいただいたことは、大変喜ばしいことだと感謝しています。日本財団学生ボランティアセンターを通して他大学とも協力し、次代を担う人材の育成にいっそう力を入れていきたいと思います」と力強く語りました。
 調印は、西尾センター長とブイ先生の間で交わされました。和やかな雰囲気のもと、日本財団学生ボランティアセンターに新たに設立されるファンド、愛知県で開催する多文化ワークキャンプ、他大学との交流会、海外プログラムなど、今後の活動についての話し合いもなされました。今回の連携協定をきっかけに全国のさまざまな人や機関と協働し、より多彩なフィールドで学生たちがボランティア活動に励み、地域、社会、世界に貢献する人へとたくましく成長していくことでしょう。