報告

2015年03月02日

交流文化学会 講演会 「輝く自分の作り方 ~3年後の自分のために今するべきこと~」

交流文化学会 講演会 「輝く自分の作り方 ~3年後の自分のために今するべきこと~」

平成27年1月15日(木) 星が丘キャンパス 1号館15C教室

"理想"を描くことが、すべてのスタートライン。
自分から行動を起こしていこう。

 「交流文化学部の学生生活を、よりよいものにしたい」という思いのもと、交流文化学会では、教員と学生が一体となって勉強会や講演会、イベントの企画・運営などに励んでいます。1月15日(木)には、株式会社CBCテレビのアナウンサー・柳沢 彩美さんによる講演会「輝く自分の作り方 ~3年後の自分のために今するべきこと~」を開催しました。柳沢さんは、本学の卒業生。現在は報道番組「イッポウ」のキャスターやスポーツ番組「サンデードラゴンズ」の司会を担当しています。社会で活躍する先輩の話を聞き、将来の進路実現に役立てようと、1年生から3年生までの多くの学生が参加しました。

 「"行動力"の大学時代でした」と明るい笑顔で語った柳沢さんは、小学生の頃から憧れていたアナウンサーになるために、大学の授業で幅広くメディアを学び、さらにアナウンス学校での勉強や岐阜放送でのラジオレポーターのアルバイトなどにチャレンジ。2年次から就職活動に向けた行動を起こし、両親や大学の教員、キャリアセンターの職員にも積極的に相談。エントリーシートや履歴書、面接試験での"自分の伝え方"を探りました。
 「自己PRは自分のCMです。具体的な数字やキーワードを織り交ぜ、"予告編"のように『もっと知りたい!』と相手に思わせる30秒のコメントを考えましょう」と柳沢さん。後輩たちの参考になればと、実際に面接試験でおこなっていた自己PRを実演しました。「ラジオレポーターとして半年間で岐阜の職人や農家など100人にインタビューし、それぞれがドラマを持っていることに気づきました。地域の誰もが主役になれる報道番組をつくりたいと思います」と30秒以内で語ると、学生たちは話すポイントをメモしながら、自身の自己PRも考えました。

 続いて、緊張をほぐす方法としても使える「滑舌練習」、知っておきたい「間違えやすい日本語」を解説し、最後に「3年後の自分のために今しておくべきこと」を伝授。「"夢"とまではいかなくても"理想"を考え、それに近づくためには何が必要かを考えましょう。それが"目標"になり、将来の仕事につながります。まずは今、学んでいること、取り組んでいる活動に全力を注ぎましょう」と柳沢さんはエールを送り、講演を締めくくりました。閉会後も学生から次々と質問が投げかけられ、その一つひとつに親身に答えていた柳沢さん。そのきらきらした笑顔が、さまざまな学修・活動に挑んでいく学生たちに希望や勇気を与えたことでしょう。