交流

2018年01月19日

「おもしろ科学館2017inみずなみ」~おもしろ科学ステージ~

「おもしろ科学館2017inみずなみ」~おもしろ科学ステージ~

2017年11月18日(土)19日(日)瑞浪市民体育館

國分三輝先生の元ゼミ生がイベントに招致。最新のVRの技術を子どもたちに紹介しました。

 11月18日(土)、19(日)に子どもたちにエネルギーの未来などについて考えることを目的としたイベント「おもしろ科学館2017inみずなみ」(岐阜県瑞浪市)が開催されました。愛知淑徳大学は、人間情報学部准教授・國分三輝先生の「VRでつくる未来のくらし」のステージと國分先生のゼミ生が製作した「AR&モーションキャプチャー体験」ブースを出展。本イベントの企画会社に勤めている本学の卒業生が「國分先生が研究しているVRなどの科学技術を子どもたちに伝えたい」と國分先生にオファーし、今回のイベントが実現しました。
 AR(拡張現実)は、本当はそこにないものを、あたかもあるように錯覚(視覚)させることで、VR(仮想現実)は、現実で仮想の世界を体験することです。

「おもしろ科学館2017inみずなみ」~おもしろ科学ステージ~

「おもしろ科学館2017inみずなみ」~おもしろ科学ステージ~

國分先生のステージ「VRでつくる未来のくらし」 

 國分先生が「近い将来、生活や労働現場などで必須になってくる」と話すVRについて、難しい内容は避け、子どもたちが楽しくわかりやすい内容を中心に説明。冒頭では、VRと目の錯覚の関係について実験しました。國分先生は子どもたちに、指を前に出して、片目ずつ見る動作をやるように指示。子どもたちは驚いた様子で「全然違う~」などと声を上げ、國分先生が「これがゴーグル内で立体的に見える仕組みだよ」と説明しました。
 さらに、将来のVRの用途について「社会科見学が学校にいながら体験できる」や「手術の現場で活用される」などを紹介すると、一緒に来ていた保護者の方が興味を持たれ、耳を傾けていました。
 最後に國分先生が「海外ではすでに始まっていますが、日本では2020年から"プログラミングの授業"が小学生から始まります。ステージを見て、VRやプログラミングに興味を持った方は、勉強を頑張って、日本の未来を支えてほしい」と子どもたちに語り掛け、同時に、保護者の方にもVRの重要性や子どもの将来の教育について伝えました。

AR&モーションキャプチャー体験

 國分先生のゼミ生が考案した4種のゲームは、オープンキャンパスなどにも出展され、子どもたちに大盛況でした。

AR対戦カードバトル

 「青カード」対「赤カード」でじゃんけんバトル。バトルフィールドにカードを置くと、パソコンの画面上にカードからキャラクターが浮かびます。

「おもしろ科学館2017inみずなみ」~おもしろ科学ステージ~

AR絵本

 カメラを通して絵本を見るとキャラクターが浮かび上がって見える絵本。キャラクターにタッチすると、動いたりします。

「おもしろ科学館2017inみずなみ」~おもしろ科学ステージ~

ロコトレゲーム「ちきゅうをまもれ」

 指定の位置に立つと、自分と画面のキャラクターが連動。キャラクターを動かして地球に迫る敵を倒したりするゲームです。子どものロコモティブシンドローム(運動器の障害により要介護リスクの高い状態)の予防・改善のために開発されたトレーニングゲーム。

「おもしろ科学館2017inみずなみ」~おもしろ科学ステージ~

リズムゲーム「TOUCH MUSIC」

 指定の位置に立ち、自分と連動した画面のキャラクターを動かし、音楽に合わせて音符をタッチし、得点を競います。

「おもしろ科学館2017inみずなみ」~おもしろ科学ステージ~