交流

2018年12月06日

健康医療科学部 医療貢献学科 視覚科学専攻 ミニ眼科

健康医療科学部 医療貢献学科 視覚科学専攻 ミニ眼科

2018年10月27日(土)・28日(日) 長久手キャンパス11号棟4階

視能訓練士をめざす学生がイベントを開催。
眼の大切さや視覚の不思議さを伝えました。

 大学祭「淑楓祭」の教室企画で毎年、学生だけではなく地域の方々からも人気を集めている「ミニ眼科」。健康医療科学部 医療貢献学科 視覚科学専攻の3年生が主体となって代々おこなってきたイベントです。視覚科学専攻では、視力検査をはじめとする眼の多様な検査、弱視や斜視の訓練に携わり、視覚障がいのある人を支える「視能訓練士」を養成しています。その実践的な学びの一つにミニ眼科は位置づけられ、先輩から後輩へと受け継がれてきました。

健康医療科学部 医療貢献学科 視覚科学専攻 ミニ眼科

健康医療科学部 医療貢献学科 視覚科学専攻 ミニ眼科

 ミニ眼科でおこなわれるのは「眼の検査」と「視覚の不思議の体験」です。教員による指導のもと、学生がおこなっても問題のない視力検査、屈折力検査、視野検査、眼底検査が実施されます。さらに、平面の写真が立体的に見える両眼視、逆さに見える眼鏡を使った迷路、鏡を見て絵を描く鏡映描写、角度によって見える風景が変わる逆遠近錯視など、視覚の不思議を体験するコーナーも多彩。毎年訪れる地域の方々もいるほど、楽しくてためになる内容となっています。

健康医療科学部 医療貢献学科 視覚科学専攻 ミニ眼科

健康医療科学部 医療貢献学科 視覚科学専攻 ミニ眼科

 今年の淑楓祭は10月27日(土)・28日(日)。ミニ眼科には2日間、地域の子どもたちから高校生、高齢者の方々まで大勢の人が参加しました。その一人ひとりに対して学生たちは笑顔で接し、検査の手順や検査結果のわかりやすい解説、体験コーナーでの元気なレクチャーに努めていました。学生たちは「普段、なかなか眼科に行かない人が多いと思いますが、ミニ眼科を通して視覚について理解を深め、眼科を身近に感じるきっかけになれば嬉しいですね」と語りました。授業で修得した知識・技術や臨床実習での経験を活かし、参加者の皆さんに眼の大切さや定期的な検査の重要性を伝えました。

健康医療科学部 医療貢献学科 視覚科学専攻 ミニ眼科

健康医療科学部 医療貢献学科 視覚科学専攻 ミニ眼科

 仲間と力を合わせてミニ眼科の企画・運営に励んだ視覚科学専攻の学生たち。視能訓練士に必要な専門スキルやコミュニケーション能力、チーム医療で求められる協調性に磨きをかけ、多くの人を支える医療人へと力強く歩んでいくことでしょう。