交流

2019年04月04日

西尾南部ベイエリア協議会 事業発表会

愛知淑徳大学 合同企業説明会

2019年1月27日(日) 西尾コンベンションホール

地域活性化をめざした「体験プログラムの創造」に学生たちが参加し、その経験を発表しました。

 2019年1月27日(日)、西尾コンベンションホールにて「西尾南部ベイエリア協議会 事業発表会」が開催されました。西尾南部ベイエリア協議会とは、地域全体で連携して西尾市一色町への誘客を図ろうと、自治体やNPO法人、漁業協同組合、一般企業等が平成30年に立ち上げたばかりの新しい団体です。発足初年度となる今年は、農林水産省の農山漁村振興交付金事業を活用し、「特産品を使った新メニューの開発」や「体験プログラムの創造」、「観光案内人の育成」、「SNSによる情報発信」などを実施。今回の発表会ではそれぞれの活動の成果をプレゼンテーションし、活動を次年度につなげるための交流の場として実施されました。

西尾南部ベイエリア協議会 事業発表会

西尾南部ベイエリア協議会 事業発表会

 本学の交流文化学部 教授 谷沢 明先生とコミュニティ・コラボレーションセンター(CCC)が、体験プログラムの創造におけるアドバイザーとして協力。学生に地域貢献活動を紹介するというCCCの特性を活かして、体験プログラムのモニターとして学生たちに協力を依頼するなど、一色町と学生たちをつなぎ、「地域と若い世代との新たなつながり」を創造しました。
 発表会では体験プログラムに参加した3人の学生が、体験プログラムの内容や魅力などを伝えるプレゼンテーションを実施。登壇した3人はCCCの学生団体「Step In 佐久島」の一員としても活動し、島の活性化につながるさまざまな企画を立案・実施しています。3人の学生は、「Do You Know ところてん?(佐久島産の天草を使ったところてんづくり体験)」「漁船体験(約1時間の漁体験)」「ベンガラ染めの手提げづくり(三河帯芯の生地を使ったワークショップ)」の3つのプログラムを紹介。ベンガラ染めの手提げづくり体験の発表では、「愛知淑徳大学の外国人留学生にも好評であったことから、外国人をターゲットに据えることもできる」と、経験をもとにした新たな提案もおこない、体験プログラム創造の一助になるプレゼンテーションとなりました。

西尾南部ベイエリア協議会 事業発表会

西尾南部ベイエリア協議会 事業発表会

 愛知県立一色高等学校 生活デザイン科の生徒や地元のカフェオーナーなどが発案した新メニューの試食会、観光案内人によるおすすめルートの紹介など、盛りだくさんの内容だった西尾南部ベイエリア協議会 事業発表会。学生たちは発表者として参加することで街の活性化の最前線を体験することができ、産官学連携のおもしろさや地元の方々との出会いの素晴らしさなどを実感することができました。本学では引き続き、地域に根ざした大学をめざして地域と共に育ちゆく学生たちの育成に力を注いでいきます。