交流

2019年05月27日

長久手市大学連携推進ビジョン4U 第4回ワーキング

長久手市大学連携推進ビジョン4U 第4回ワーキング

2019年2月16日(土) 長久手キャンパス コミュニティ・コラボレーションセンター

社会貢献活動に従事するさまざまな立場の人が集い、
互いに交流することで、地域の未来を考えました。

 2018年度からスタートした「長久手市大学連携推進ビジョン4U」。長久手市内にある愛知淑徳大学、愛知医科大学、愛知県立芸術大学、愛知県立大学の4つの大学が4つのビジョンに基づき、連携を強めることで、学生一人ひとりの"志"や"夢"の実現を応援していきます。さらに4大学とその学生・市民・行政・企業などが連携し合い、最大限の相乗効果を発揮できるネットワークを築いていくため、さまざまな取り組みをおこなっていきます。2018年度は「地域貢献」をテーマに、4つの大学が持ち回りで体験プログラムを実施し、地域社会をつなげるネットワークづくりに貢献しました。2019年2月16日(土)には、本学のコミュニティ・コラボレーションセンター(CCC)が第4回目のワーキングを担当。「CCCフォーラム 学生と地域のつながるまち」と題し、参加者同士をつなげるワークショップをおこないました。

長久手市大学連携推進ビジョン4U 第4回ワーキング

長久手市大学連携推進ビジョン4U 第4回ワーキング

 当日は行政、NPO法人、ボランティア団体、社会福祉協議会など、多種多様な団体から70人ほどの参加者が集まり、9つの班に分かれてグループワークを実施。本学の学生も参加し、世代や社会貢献活動のジャンルを越えて、互いに交流し合いました。参加者はファシリテーターを務めた本学のCCC講師 沖 直子先生の進行のもと、2つのワークに挑戦。1つ目は「メンバーの強みを探ろう」というもの。参加者はそれぞれ1人ずつ「人生の中の最高の瞬間」というテーマでエピソードを披露し、聞き手は「発表者がどんな力や長所を持っているから、成功をおさめられたのか」を考え、エピソードから紐解いた発表者の強みをフィードバックしていきました。「○○さんは、"やりたいことを実現する力"があるから、ナムナニ峰登頂を成し遂げたのだと思います!」「○○さんは"悔しさをばねにする力"を発揮して、応援合戦の優勝を勝ち取ったのだと思います!」といったように、グループ内でお互いの良いところを発見し、発表し合いました。

長久手市大学連携推進ビジョン4U 第4回ワーキング

長久手市大学連携推進ビジョン4U 第4回ワーキング

長久手市大学連携推進ビジョン4U 第4回ワーキング

長久手市大学連携推進ビジョン4U 第4回ワーキング

 2つ目のワークは、互いの地域貢献活動について理解を深めるためのワーク。グループの中の1人がインタビュアーになって、それぞれの活動についてヒアリングしていきました。「活動場所はどこですか?」「対象者は誰ですか?」「苦労していることはありますか?」と質問を重ねていく中で、「資金集めに苦労している」という共通の課題があるということに気づいたり、同じ障がい者支援でも全く違うアプローチで活動をしていることがわかったり、多くの発見に満ちたワークとなりました。
 地域貢献に携わる多くの方々が一堂に会し、同じワークに取り組むことで、社会貢献の新たな可能性に気づくことができた今回のプログラム。学生が地域へ関わり活動することへの期待の言葉なども聞くことができた貴重な機会でした。本学ではこれからもCCCを中心に、地域と共に成長を続ける大学として、「地域への情報発信」や「地域と学生をつなぐ活動」を続けてまいります。