交流

2020年01月22日

VISION 4U「学生発、まちをたのしくつくるつながり」

VISION 4U「学生発、まちをたのしくつくるつながり」

2019年11月16日(土) 長久手キャンパス コミュニティ・コラボレーションセンター

地域貢献活動に従事する学生、地域の皆さま、行政の方々が
一堂に会し、自らの活動について互いに理解を深めました。

 長久手市では「長久手市大学連携推進ビジョン4U(長久手市大学連携基本計画)」と題し、市内にある4つの大学、愛知医科大学、愛知県立大学、愛知県立芸術大学、愛知淑徳大学がお互いに連携し、「社会貢献」「教育活動支援」「研究推進」「拠点整備」の4つのビジョンに基づく取り組みをおこなっています。その活動の一環として、参加する4つの大学が持ち回りでワークショップを企画・実施。本学は2019年11月16日(土)に、長久手キャンパスのコミュニティ・コラボレーションセンター(CCC)で地域貢献活動をテーマに、学生・市民・行政が共に意見を交換するワークショップ「学生発、まちをたのしくつくるつながり」を実施しました。

VISION 4U「学生発、まちをたのしくつくるつながり」

VISION 4U「学生発、まちをたのしくつくるつながり」

 このプログラムに参加したのは、地域貢献活動に従事する本学の学生や市民の皆さま、これから地域貢献活動に参加したいと考える学生たち。CCCの学生団体からは、「キズナ日和」「こめ☆こめ」「共同料理なごやか」「Na-Gomi」「あっとほーむ」「tASUkeai」の6団体が参加しました。参加者は8つのグループに分かれ、ワークに取り組みました。また、会のプログラムを立案し、ファシリテーションを務めたのは、「ファシリテーター養成講座」を履修した後、有志で集まった本学のメンバーたち。ファシリテーターを務めた学生は参加者の様子をうかがいながら、スムーズな進行をこころがけました。

VISION 4U「学生発、まちをたのしくつくるつながり」

VISION 4U「学生発、まちをたのしくつくるつながり」

 最初のプログラムは「自己紹介」。参加者は一人ひとり、あだ名、所属、どんな活動をしているのかを紹介した後「〇歳の時に暮らしたい街はどんな街か」を発表。「70代の時に暮らしたい街は緑がたくさんある街」「10代の時に暮らしたい街は遊び場がたくさんある街」といった具合に多くの意見が飛び出し、参加者は自分たちが暮らす街へと意識を向けました。
 地域への思いを再認識した後は、自らの地域貢献活動に対する考えを語るトークタイムを実施。お題が書かれた紙を引き、そのお題に沿ってトークするというルールで、参加者は「活動の中で一番困難だったこと」「こんな活動があったらやってみたいと思うこと」「今、一番この街で挑戦してみたいこと」「活動をはじめて変わったこと」などを次々と発表していきました。その後、チームで話し合ったことで発見できたことを各チーム1つずつ、参加者全員に向けて発表。「取り組む地域貢献活動の内容は違うけれど、人を笑顔にしたいという思いは一緒だということがわかった」といった意見が発表されるなど、有意義な話し合いになりました。

VISION 4U「学生発、まちをたのしくつくるつながり」

VISION 4U「学生発、まちをたのしくつくるつながり」

 最後のプログラムは「良いところシート」。話し合いを通じて感じたチームメイトの良いところを紙に書き出していくワークで、参加者は真剣な面持ちでペンを走らせていきました。
 今回のワークショップを通じてさまざまな年代の方々や、異なるバックボーンを持つ方々が共に交流することで、参加者は視野が広がり、地域貢献活動の新たな可能性に気づくことができました。後日、長久手の地域活動やイベントに、大学や団体の枠を超えて参加し合っているという嬉しい報告が届いています。