交流

2021年01月13日

グリーンマップづくり

グリーンマップづくり

2020年11月8日(日) 長久手市内

子どもたちと一緒に長久手市のグリーンマップを作成。
まちの魅力を発見するとともに、環境への意識を高めました。

 晴天に恵まれた11月8日(日)、長久手市くらし文化部環境課主催の小学生向けイベント「グリーンマップづくり」に、交流文化学部の小島ゼミ2・3年生30名が協力しました(市事業をコミュニティー・コラボレーションセンターで受託して小島ゼミ生が協力)。グリーンマップとは、自分が住むまちの景色のきれいな場所や生き物に出会える場所を調べて、世界共通のアイコン(絵文字)を使ってつくる環境マップのことです。この活動は、愛・地球博後の2009年度から万博の理念「自然の叡智」を地域で伝えていくため、長久手市と愛知淑徳大学が協力して続けています。
 学生たちはグループに分かれて、イベントの1ヵ月前から準備。子どもたちと散策する道順やアイスブレイクの内容を考え、長久手市くらし文化部環境課の方からアドバイスをいただきました。

グリーンマップづくり

グリーンマップづくり

 グリーンマップづくり当日には、長久手市在住の子どもたち20名ほどが集まりました。学生は参加者とともに7つのグループに分かれ、まずはグリーンマップのルールを説明。そしてリーダー役の人、生き物や景色を撮影する人、マップにアイコンのシールを貼る人など、子どもたちの希望に沿って役割分担をしました。そしてアイスブレイクでは、各グループが考えたゲームで子どもたちの緊張をほぐし、すっかり打ち解けた様子でした。

グリーンマップづくり

グリーンマップづくり

 いよいよグリーンマップの調査へ出発。学生たちは安全に散策できるよう気をつけながら、「あっちも見てみようよ」「お花も撮ってみよう」と話しかけて子どもたちをサポートしました。子どもたちは道中で、生き物がいる場所、ゴミが落ちている場所、好きな場所などをチェック。マップで確認して、アイコンのシールを貼りつけていきました。また、見つけた生き物や植物などを楽しそうに撮影し、写真にそのとき感じた気持ちを書きこんでいきました。

グリーンマップづくり

グリーンマップづくり

 調査を終えた後は、各グループが撮影した写真や調査マップ、感想カードを一つの地図に貼りつけて、グリーンマップが完成。その後おこなわれた発表会では学生たちが司会進行を務め、子どもたちにイベントの感想を聞きました。子どもたちは「楽しかった!」「お花がいっぱいできれいだった」と笑顔で元気よくコメント。普段何気なく通り過ぎてしまう景色や環境に目を向け、自分たちが住むまちの魅力を発見したようでした。
 学生は「昨年に引き続き参加してくれた子もいて嬉しかったです。一緒に散策する中で子どもたちならではの発見にも触れることができて新鮮でした」とイベントを振り返りました。子どもたちの視点からまちを見ることで、学生たちにとっても長久手市の魅力を再発見する機会となったことでしょう。交流文化学科では、今後も自治体など地域と連携し、さまざまな活動を通して学生たちの成長を支えていきます。

■当日の様子は、長久手市の市政情報番組「Weeklyながくて」をインターネットで!でも紹介されました。
2020年11月23日(月) 放送
http://www.himawari.co.jp/nagakute/

■11年間行ってきたグリーンマップの活動は、長久手市のホームページで紹介されています。
https://www.city.nagakute.lg.jp/kurashi_tetsuzuki/gomi_kankyo/topics/11584.html