2023年9月8日（金）イーストプラザいこまい館

CCC学生団体「ポレラ」がヤクルト東海とコラボレーション。
地域の特産品「えごま油」を使ったメニューを作成し、その魅力を紹介しました。

　本学のコミュニティ・コラボレーションセンター（CCC）では、学生の主体性を高めるため、ボランティア団体の紹介や地域貢献活動のサポートを積極的におこなっています。CCCには様々な学生団体が所属していますが、その一つが「ポレラ」です。ポレラは2019年に岐阜県下呂市と本学が連携協定を結んだことをきっかけに発足した団体で、下呂市小坂町の活性化を目的に、名産品である「えごま油」の普及活動に努めています。
　株式会社ヤクルト東海様（以下、ヤクルト東海様）とは、2022年度のCCC主催イベント「コラボメッセ（CCC学⽣団体や企業・⾏政・NPOなどの学外連携団体との交流会）」でポレラと交流を図り、産学連携事業をスタートさせました。その活動の⼀環として、えごまを使って考案した料理を、ヤクルト東海様と⼀緒に調理しました。今回のレシピや材料などの詳細は、ヤクルト東海様の公式SNSなどで紹介されています。

■ヤクルト東海【公式】Instagram
https://www.instagram.com/yakult_tokai/＞

　学生たちが調理したのは、えごま油を活用した「大学いも」と「キンパ（韓国風太巻き）」の2種類。まず、大学いも用のサツマイモを一口サイズにカットして水にさらし、その間にキンパを作っていきます。キンパはキムチ・ツナ・ごはんに、えごま油をかけて混ぜ、チーズを乗せて海苔で巻いたら完成。誰でも簡単に作れるように工夫し、キレイな太巻きを作ることができました。

　続いて、大学いもの調理に取りかかります。水に浸していたサツマイモをフライパンで炒め、水・醤油・砂糖を絡めた後に、えごま油をかけて仕上げました。大学いもを調理する様子は、ヤクルト東海様が社内の大型モニターにて放送している「みんなの東海テレビ局」でレシピを紹介する為、動画撮影もおこないました。調理途中にヤクルト東海様からえごま油の特徴について質問される場面もありましたが、学生たちは、味わいや栄養素、購入できる場所などをしっかりと回答し、えごま油の魅力を存分に伝えました。ヤクルト東海様からは「えごま油についての理解が深く、紹介が上手だったので驚きました」とコメントをいただきました。
　最後に学生たちは調理したものを試食し、「大学いもやキンパにえごま油の優しい風味がマッチしていて美味しかったです」と感想を述べました。

　今回の活動について参加した学生たちは「えごま油の可能性の大きさを改めて知ることができました。今後もより多くの人にえごま油の良さを伝えていくために頑張りたいです」と話しました。実際にえごま油を使った料理を作る経験を通じて、その魅力を再確認し、これからの活動のモチベーションを高められたことでしょう。
　CCCでは、学生たちの地域や社会への貢献活動を後押しし、幅広い成長の機会を提供していきます。