交流

2023年11月27日

【CCC】ワールド・コラボ・フェスタ2023

2023年10月14日(土)・15日(日) オアシス21 銀河の広場(名古屋市東区)

国際交流や国際協力がテーマのイベントに学生が参加。
世界の未来を見据え、行動を起こす思いを分かち合いました。

 愛知県国際交流協会、国際協力機構中部センター(JICA中部)、なごや国際交流団体協議会が主催する「ワールド・コラボ・フェスタ」は、国際交流、国際協力、多文化共生などがテーマのイベントです。中部地区の国際交流・協力団体をはじめ企業、行政、大学などが参加し、持続可能な社会の実現をめざして互いに学び合い、思いを共有して、新たな一歩につなげる場となっています。本学も協賛し、コミュニティ・コラボレーションセンター(CCC)からは毎年、多数の学生がボランティアとして参加しています。

 20回目を迎えた今年の「ワールド・コラボ・フェスタ」は、10月14日(土)・15日(日)の2日間にわたって名古屋市のオアシス21で開催されました。約40のブースでは参加団体による活動紹介やワークショップなど、ステージでは世界の歌や踊り、楽器演奏などのパフォーマンス、地球課題に関するトークイベントなどを実施。会場には大勢の方々が訪れ、活気にあふれていました。

 CCCからボランティアとして参加した学生たちは、総合案内、ステージ進行のお手伝い、ワークショップのサポートなどのさまざまな活動に取り組み、来場者の皆さんや参加団体の方々と笑顔で交流を深めていました。

 2日目の15日(日)にはCCC学生団体「ふくろう」がブースを出展しました。「ふくろう」は交流文化学部の1・2・3年生4名で立ち上げた団体です。

 これまでに日進市で小学生を対象にフェアトレード講座を開催するなど、国際交流・国際協力について子どもたちが楽しく学べる方法を考え、実践しています。「ワールド・コラボ・フェスタ」でも、子どもから大人まで誰もが楽しみながら世界の国々のことを学べる企画を考案。セネガル、ケニア、エチオピアのカラフルな民族衣装を紹介するとともに、民族衣装の柄をモチーフにした神経衰弱ゲームをおこないました。「ふくろう」のメンバーである交流文化学部 国際交流・観光専攻3年の鈴木郁実さんと鈴木そよかさんは「CCCの職員の方や学部の先生方にアドバイスをいただきながら、ブースの準備を進めてきました。さまざまな国・地域の文化に興味を持ち、世界が直面する問題についても考える、そんなきっかけを届けられたらと思います」と語り、ブースを訪れた方々と積極的にコミュニケーションして国際交流の輪を広げていました。

 世界で起こっていること、世界の人々が大切にしていること、世界の未来のために今できること。そうした多くのことを共に知り、考える場となった「ワールド・コラボ・フェスタ」。ボランティアやブース出展で参加した学生たちは、年齢も国籍も多様な方々と交流しながら多くの学びを得て、新たなチャレンジへのパワーを高めたことでしょう。