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2016年02月02日

第40回 淑楓祭レポート

第40回淑楓祭レポート

平成27年10月30日(土)・11月1日(日) 長久手・星が丘両キャンパス

 学園創立110周年・大学開学40周年記念の今年、大学祭「淑楓祭」も節目となる40回を迎えました。10月31日(土)、11月1日(日)の両日、長久手・星が丘両キャンパスで盛大に開催され、同時にさまざまな記念企画もおこなわれました。
今年度の淑楓祭テーマは『PUZZLE(パズル)』。「淑楓祭という大きな"パズル"に関わるすべての人と思いを一つにし、ともにつくり上げ、成功をめざしたい」というメッセージが込められました。
秋晴れの抜けるような青空の下、両キャンパスをあわせて約26,000人の来場者が訪れ、淑楓祭を楽しみました。

長久手キャンパス

メインステージ

10月31日10時ちょうど、色とりどりのバルーンが舞いあがり、華やかにオープニングを飾りました。大学祭実行委員の軽快な司会進行のもと、学内クラブ団体や招待ゲストの素晴らしい演技や演奏、観客参加型ゲームがステージを盛り上げました。

B&Bオーケストラ

ビッグバンド編成のジャズバンドクラブ。楽器がデザインされたおそろいのTシャツで登場し、大人っぽいおしゃれな雰囲気にアレンジされた「カントリーロード」など2曲を演奏しました。

チアリーディング部 RANGERS

陽も傾きかけたステージ前、総勢55人のチアリーダーたちがキュートな笑顔で迫力の演技を披露。高いピラミッドなどのアクロバティックな技に大歓声。ファンもますます増えそうです。

はっぴー広場

長久手キャンパスのもう一つのステージ「はっぴー広場」。こちらのステージにも学内・学外のさまざまなパフォーマーが出演しました。舞台と観客の距離が近く、一体感のある居心地のよいステージとなりました。

Olu Olu

大学のクラブではめずらしいフラダンス。フリルパウと呼ばれるカラフルなスカートや花飾りを身に着けて3曲を披露すると、さながらステージは常夏のハワイに様変わり。多くの観客を魅了しました。

模擬店

来場者は模擬店からただようおいしそうなにおいに引かれ、食べて飲んで学祭気分を満喫。フランクフルトに豚汁、やきそば、ジュースなど、さまざまなメニューが並び、各ブースとも大盛況。今年は開催日がハロウィーンと重なり、その仮装をしている呼び込み隊も多く見られました。

ラクロス部

普段、ラクロスに熱中している彼女たちは、おいしいエネルギーがギュッと詰まった「さつまスティック」を販売。ほっこりスイーツとして女子の人気を集めました。

Seminar

プレーンとツナマヨ、2種類の「たません」を提供していたSeminar。ディスカッションで鍛えているプレゼンテーション能力を発揮し、多くの人を呼び込んでいました。

教室企画

人間情報学部・國分ゼミ

人の感性に響くプログラミングソフトやデザインをテーマに活動している4年生が、制作中の卒業研究を発表・展示。来場者に作品の制作意図や工夫点などを説明し、パソコンに向かって体験をしてもらいました。

ミニ眼科

夏に学外実習を終えた視覚科学専攻の3年生が、視力・視野検査などを実施。鏡に映った手元を見ながらイラストをなぞる「反転メガネ」など、視覚のふしぎが体験できるコーナーも賑わっていました。

スポーツ・健康医科学会

グラウンドでは、子どもたちを対象としたサッカー教室がおこなわれ、学生がコーチを務めました。保健体育教員やスポーツ指導者をめざしている彼らにとって、日々の学びが実践できる場となりました。

古典芸能倶楽部

「淑徳寄席」と銘打たれた学内寄席を開催。会場となる教室の外では、出番前の演者たちが演目の最終確認。落語・漫才・コントなど、各自磨いた芸を披露し、演芸好きな観客たちをうならせていました。

障がい学生支援活動団体「あすてく」

障がい学生支援活動団体「あすてく」は、楽しみながら手話が学べる「手話DEビンゴ」などを実施。子どもたちにもわかりやすく、ゲーム形式で動物の手話をレクチャーしました。

後夜祭

淑楓祭のラストをかざるのは後夜祭。秋の日も落ち、会場となる体育館には続々と人が集まって、スペシャルお笑いゲストのコントや来場者参加型ゲームに大盛り上がりとなりました。締めは毎年恒例の「淑楓ダンス」。一度踊ればクセになってしまう人続出だとか。実行委員会 後夜祭局員が振り付けした「後夜ダンス」と交互にアンコールされ、多くの人が第40回淑楓祭の閉幕を惜しみました。

プロジェクションマッピング

淑楓祭40回記念企画として大学祭実行委員会委員長を中心に、学生の有志によって制作されました。大迫力の映像が体育館壁に映し出されると、会場の熱量も最大に。長久手キャンパス内を自分が飛び回っている感覚が味わえる3D映像から始まり、体育館の舞台幕を活用したゲーム風の映像など、個性豊かな映像ショーが繰り広げられました。

星が丘キャンパス

メインステージ

チアリーディング部やダンスサークルの華麗な演技、バンドの熱いパフォーマンスなど、見ごたえ・聞きごたえ十分のステージが続きました。お楽しみゲームもおこなわれ、メインステージは一日中大賑わいでした。

よさこい探究会「鳴踊」

よさこいサークル「鳴踊」が躍動感あふれるエネルギッシュな舞いを披露。観客をステージに招き入れて一緒に踊り、全身を使って祭りを楽しんでいました。

模擬店

17団体による模擬店がテニスコートに並び、中には長蛇の列ができるほど人気のお店もありました。「いらっしゃいませ!」「ぜひ食べてください!」と学生たちの元気な声が飛び交い、お祭りムードをいっそう高めていました。また、模擬店では「DRP(Dish Return Project)」としてリユース食器を使用。ごみの大幅な減量をめざして学生たちが食器の回収・洗浄に奮闘していました。

剣道部

剣道部のメンバーが手際よく調理していたのは、昔ながらのソース焼きそば。子どもから大人まで、さまざまな来場者が買い求め、模擬店に併設された休憩所でおいしそうに頬張っていました。

VegeGaGa

地産地消や野菜の魅力をより多くの人に知ってもらおうと活動しているVegeGaGaは、「Vegeシャカポテト」を販売。トウモロコシやカボチャなど、野菜のおいしさを感じるフレーバーが好評でした。

教室企画

ビジネス学部・大塚ゼミ

ビジネス学部・大塚ゼミの学生たちがスーツに身を包み、毎年恒例の「研究報告会」と、他大学との合同ディベート大会に向けた「公開ディベート」を開催。教室は熱気に包まれていました。

ASUGAN

フェアトレードの活動にも力を入れているボランティアサークル・ASUGAN。フィリピンやタイなどでつくられた雑貨や焼き菓子、チョコレートなどを、ていねいに説明しながら販売していました。

エコのつぼみ

マイ箸づくり、竹炭消臭ポットづくりなどのワークショップ、竹林やダムなどに関する環境教育のパネル展示を実施。エコに配慮して行動することの大切さを、学生たちが熱心に説明していました。

共同料理なごやか

「なごやか食のテーマパーク」と題し、味覚当てや食材クイズ、和食・洋食マナーのレクチャーなど楽しくてためになるゲームが数多くおこなわれました。親子連れに特に人気を集め、子どもたちの元気な声が響いていました。

装飾

学祭テーマの「パズル」にちなんだカラフルなピースがキャンパス内のそこかしこに散りばめられ、淑楓祭に彩りを添えていました。

後夜祭

ゲームやお笑いライブ、ビンゴ大会など、会場が一体となるイベントがいっぱいの後夜祭。アーティストによるインスタレーション、賑やかな淑楓ダンス、レーザーショーがおこなわれ、2日間のお祭りを華やかに締めくくりました。

「Mirey HIROKI PROJECT」

淑楓祭40回記念企画として、国内外で活動するアーティスト・Mirey HIROKIさんによるライブペイントや作品展示を開催。来場者が願い事を花型のシートに書き、それを張り詰めて制作した星のオブジェが2日間で完成しました。後夜祭では約100本の傘を使ったインスタレーションを実施し、幻想的な光に照らされて感動のフィナーレを迎えました。

淑楓ダンス

後夜祭の最後は淑楓祭オリジナルの「淑楓ダンス」。音楽が流れ始めると会場のボルテージは最高潮に達し、参加者全員が笑顔でリズムに乗りながら、楽しい時間を分かち合っていました。

レーザーショー

「淑楓祭に来場した皆さん、ともに頑張ってきた仲間、そして40年にわたってつないできた先輩方、すべての人に感謝します!」と大学祭実行委員会 委員長があいさつ。フルカラーレーザーで「40th淑楓祭」の文字が浮かび上がると、会場からはあたたかな拍手が沸き起こりました。