交流

2017年02月28日

平成28年度 長久手市市内一斉防災訓練

平成28年度 長久手市市内一斉防災訓練

平成28年11月20日(日) 長久手市立市が洞小学校

防災意識を高めるためのワークショップを
学生たちが企画・実施しました。

 穏やかな晴天に恵まれた11月20日(日)、長久手市の各自治区が主催する防災訓練が市内で一斉におこなわれました。朝9時に地震が発生したという想定でサイレンが鳴り響くと、市民の皆さんが近隣の避難場所へと続々と集合。防災や被災時に役立つ講座や非常食の試食会、緊急車両の展示などさまざまなイベントに、子どもからお年寄りまで多くの人が積極的に参加していました。
 本学長久手キャンパスの近くにある市が洞小学校では、コミュニティ・コラボレーションセンター(CCC)を拠点に活動している学生たち13人と留学生2人がブースを出展。今年の防災訓練ではCCCで「防災企画」に興味のある学生を募り、防災に関するワークショップを用意しました。特に子どもや親子を対象に、「もしものときに役立つ知識」を楽しみながら学んでもらいました。今回、地域の一員として防災訓練に参加した学生たちは、多様な年代の人たちと交流を深め、人と人とが力を合わせることの大切さを実感。これからも地域での社会貢献活動や自主活動に励み、協働の輪を広げ、さまざまな課題に立ち向かっていくことでしょう。

学生たちが企画・実施したワークショップ

防災カルタ

 「チェックしよう 家族みんなで 避難場所」
「暗い場所でも 災害は突然やってくる」
「寝るときも 防災意識を 忘れない」......
防災に関する標語を学生たちが考案し、カルタを手づくりしました。気軽に楽しめるとあって多くの子どもたちが参加し、ブースは始終大賑わい。学生たちはカルタの内容に合わせて、災害への備えや避難するときの心得をわかりやすく伝えました。

平成28年度 長久手市市内一斉防災訓練

危険予知能力チェック

 地震が起きたとき、どんな道を通って避難場所に行けばいいのか、クイズ形式で考えていくことのできる「危険予知能力チェック」を実施しました。「階段とエレベーター」「大通りと細い道」など、どちらを選択した方がより安全なのかを学生たちが解説。「避難時に自分の身を守るための知恵」を子どもたちや保護者の皆さんに真剣に語りかけていました。

平成28年度 長久手市市内一斉防災訓練

避難袋をつくってみよう!

 ビバホーム長久手店と連携して、避難袋を用意するシミュレーションをおこないました。参加した子どもたちは、机に並べられた食料や飲料水、非常グッズなどから自分が必要だと思うものを袋に詰め、その重さを体感。日頃から防災について家庭で話し合ってもらえるように、学生たちは「おうちでも家族の人たちと一緒に準備してみてね!」と笑顔で伝えました。

平成28年度 長久手市市内一斉防災訓練