交流

2017年06月07日

チャレンジファンド2016 最終報告会

チャレンジファンド2016 最終報告会

2017年3月16日(木) 星が丘キャンパス アクティブ・ラーニングスタジオ

「チャレンジファンド」を活用し、
社会貢献活動に取り組んだ学生がその成果を発表しました。

 愛知淑徳大学のコミュニティ・コラボレーションセンターは、学生たちのボランティア活動や地域での社会貢献活動を支援する教育機関です。ボランティア活動の情報提供をはじめ、団体の立ち上げや組織運営のバックアップも実施しています。数ある支援の中には、資金面で団体を援助する「チャレンジファンド」も用意。今年も6月におこなわれたコンペティションで社会的に意義のある活動と認められた団体が資金的な援助を受けて1年間活動し、3月16日(木)におこなわれた「最終報告会」でその成果を発表しました。

チャレンジファンド2016 最終報告会

チャレンジファンド2016 最終報告会

 最終報告会は各団体による10分間のプレゼンテーション、運営委員による10分間の質疑応答で構成され、参加した8つの団体は持ち時間いっぱいに自分たちの活動内容やそこから得られた学びや課題、これからの活動の展望などを発表。質疑応答では課題解決のための対策など、活動の質の向上につながるさまざまな意見が飛び交いました。学生たちは1年間の活動で得たかけがえのない経験と、最終報告会で客観的に自分たちの活動を振り返った経験を確かな自信に変え、次年度以降の活動の糧にしていくことでしょう。

各団体のプレゼンテーション

Volunteer Lab 「長久手市を若い力で盛り上げよう!!」

チャレンジファンド2016 最終報告会

チャレンジファンド2016 最終報告会

 愛・地球博記念公園でボランティア活動に関わるスタッフの高齢化に着目。「ボランティア活動に若者を巻き込もう」と活動を続けています。「介助犬フェスタ」と「東海エコフェスタ」での活動報告をふまえ、今まで以上に地域から求められる団体への成長を誓っていました。

みかさ 「BOOKS HONEY」

チャレンジファンド2016 最終報告会

チャレンジファンド2016 最終報告会

 笠寺商店街の活性化を目的に、「読書会」を企画・運営。今年は「かんのんひろば」というイベントでの読書会を実施。過去の経験から最も人気の高かった『星の王子さま』を取り上げ、地域の方々に交流の場を提供しました。今後は、もっと地域の声を拾い上げたいと目標を掲げました。

Fsus4 「音楽を通じて広がるつながりの輪」

チャレンジファンド2016 最終報告会

チャレンジファンド2016 最終報告会

 月に一度、デイサービスセンターで演奏活動をおこなっているFsus4。プレゼンテーションでは内閣府による「高齢者の地域社会への活動の意識調査」などを用い、社会貢献性をアピール。質疑応答では、選曲の基準やメンバー集めのための対策などに質問が及び、今後の活動のヒントを得ていました。

チームわんわん 「介助犬ってわんダフル~みんなで広めよう~」

チャレンジファンド2016 最終報告会

チャレンジファンド2016 最終報告会

 約15,000人の利用希望者に対し、74頭しか活動しておらず、まだまだ認知度が低いのが介助犬の実情です。学生たちの力で介助犬を広めようとさまざまなイベントを実施しています。発表では大学祭の様子や星ヶ丘小学校での特別授業の様子を報告。さらなる活動の発展を宣言していました。

コミュカフェ 「月一カフェで地域交流の架け橋になろう」

チャレンジファンド2016 最終報告会

チャレンジファンド2016 最終報告会

 2009年から活動を続けているコミュカフェ。高齢者と地域の人たちの交流の場を提供しています。今年は広報活動に力を入れ、ちらしはポスティングから回覧板へと変更。地域の小学校へのチラシ配布も行い、参加者の増加に成功したと報告しました。

アミーゴ 「こども応援団」

チャレンジファンド2016 最終報告会

チャレンジファンド2016 最終報告会

 日本で暮らす外国人児童や生徒の支援活動をおこなうアミーゴ。子どもたちを対象にした本読み活動や保護者を対象にした就学前指導などをおこないました。今後は、活動エリアを広げ、さらに情報提供に力をいれていきたいと宣言。教育委員会との連携を強めるなど、具体的なアイディアを発表しました。

ボランティアサークルあじゅあす 「幸せを広げよう」

チャレンジファンド2016 最終報告会

チャレンジファンド2016 最終報告会

 障がい者、高齢者、児童を対象にさまざまなボランティア活動をおこなっている団体です。主な活動は工作やお菓子作り。障がい者の方々と関わることで、彼らは自らの障がいを悲観的に捉えていないことがわかったと発表。また、今後の目標として、サークル内のボランティア参加率を高めたいと、活動のステップアップを誓っていました。

共同料理なごやか 「食から広がるつながり&健康」

チャレンジファンド2016 最終報告会

チャレンジファンド2016 最終報告会

 高齢者の食生活の改善と、交流の場を提供している共同料理なごやか。1年間で6回のイベントを開催しました。そのうちの1回は、ボランティアサークルあじゅあすとのコラボレーション企画で、高齢者と子どもたちが一緒におにまんじゅうや味噌せんべいを作る機会を提供し、生きがいを提供できたと報告しました。