交流

2011年10月14日

コミュニティ・コラボレーションセンター開設5周年記念セレモニー

コミュニティ・コラボレーションセンター開設5周年記念セレモニー

地域と共に歩んだ5年を振り返る記念セレモニー。
人と人との輪がさらに広がり、新たな歩みにつながるイベントとなりました。

 2006年9月に開設されたコミュニティ・コラボレーションセンター(CCC)は、大学の理念「違いを共に生きる」に込められた思いを受け継ぎ、「地域に根ざし、世界に開く」という姿勢で教育・支援をおこなっています。学生が地域の方々と共にさまざまな活動に取り組み、「体験」や「実感」を通して社会に貢献できる人へと大きく成長していく。そんな生きた学びに力を注ぎ続け、2011年9月で5周年を迎えました。その歩みを地域の方々、教職員、学生が一緒に振り返り、新たな歩みへとつなげる「CCC開設5周年記念セレモニー」が、10月14日(金)に星が丘キャンパスにて開催されました。

 まず第1部 報告会が5号館の大教室にておこなわれ、CCCの取り組みにご理解・ご協力いただいている長久手町や名古屋市、企業、NPO、ボランティア団体などのさまざまな方が大勢ご参加くださいました。会場が和やかな雰囲気に包まれる中、CCCセンター長のブイ チ トルン先生が開会の辞、本学の島田修三学長が挨拶を述べた後、CCCの教職員や学生、さらに卒業生も駆けつけて活動発表をおこないました。
地域の方々や子どもたちとのさまざまな活動、企業や行政などとのイベントの企画・運営...。身近なところから、できることから、楽しみながら進めてきた学外でのさまざまな取り組みが、多くの学生、そして地域の方々の共感を呼び、新しい活動へどんどん広がり続ける。そんな「人と人のつながり」のあたたかさ、力強さを感じさせる学生・卒業生たちのイキイキとした報告を受け、参加者の皆さんは惜しみない拍手を送ってくださいました。

 続いて会場を5号館の交流ラウンジに移し、小林素文愛知淑徳学園理事長の挨拶とともに、第2部交流会の幕が上がりました。学生サークルFree Musicの演奏が心地よく流れる会場では、10以上の学生グループが手作りのポスターを使って活動内容や今後の目標などを熱く地域の方々に説明していました。さらに、企業やボランティア団体などの方同士が交流を深める姿も見られ、新たなつながりが次々と生まれる有意義なひとときとなりました。
あちらこちらで明るい笑顔が咲く中、CCC前センター長の五島幸一先生による閉会の辞、そして一本締めならぬ「CCC!」という掛け声によって、約2時間のセレモニーが盛大に締めくくられました。新たに歩き始めたCCCから、人と人のつながりがさらに深まり、より多くの学生たちが地域へ、社会へ、世界へ羽ばたいていける、そんな希望に満ちたイベントとなりました。