交流

2014年03月15日

福祉貢献学部 福祉貢献学科 社会福祉専攻 第3回 福祉職情報交換会

福祉貢献学部 福祉貢献学科 社会福祉専攻 第3回 福祉職情報交換会

学生たちが卒業生と福祉職について語り合い、仕事への理解を深める交流会を開催しました。

福祉貢献学部 福祉貢献学科 社会福祉専攻では、「社会福祉士」「精神保健福祉士」に必要な知識を幅広く身につけ、福祉社会に貢献できる人材を育成しています。卒業生たちは、高齢者福祉施設や障がい者福祉施設、また社会福祉協議会や行政などで、在学中に得た知識や経験を活かし、いきいきと働いています。これらの福祉職で活躍している卒業生が集まり、互いの近況報告や悩みを語り合い、明日への糧にする「福祉職情報交換会」が2014年3月15日(土)に愛知淑徳大学 長久手キャンパスで開催されました。集まったのは、障がい者分野、高齢者分野、行政分野、精神・医療分野の4つの領域で働いている卒業生17名。今年は初めての試みとして新4年生をこの会に招待し、福祉職についての理解を深める交流会もおこなわれました。

ASイベントレポート 福祉貢献学部 交流会 第3回 福祉職情報交換会 開会に先立ち、この会の主催者である社会人4年目の熊崎さんは「今回の交流会は、進路を決める時期である新4年生たちが進路に対して抱いている不安や疑問が解決できるきっかけになればと企画しました。ぜひ先輩に積極的に質問して、福祉職に対する理解を深めてください」という言葉を学生たちに投げかけました。その後、17名の先輩たちが勤務先、仕事内容を簡単に紹介。病院で介護職に就いている方や愛知県庁で生活保護者の相談業務をしている方、知的障がい者を対象に生活介護をおこなっている方など、多岐に渡る福祉職の方々が集まりました。

 自己紹介の後に交流会がスタート。学生たちは自分が興味を持つ分野で働いている先輩を囲み、積極的に質問を投げかけていました。進路を決めたきっかけ、具体的な仕事内容、今しておくべき勉強など、学生たちが寄せる質問は福祉職に就いていないと答えられないものばかり。福祉職に就くことを見据えた具体的な質問が次々と寄せられ、学生たちが真剣に進路に向き合っていることがうかがえました。先輩たちは「介護分野だけでなく精神分野など幅広く勉強しておくと、現場に出た時に対応できることが多くなり、仕事に活かすことができるよ」「実習、卒業研究、国家試験対策と4年生はたくさんやることがあるけれど、スケジュールを立ててコツコツやれば大丈夫!」とエールを贈っていました。学生たちにとってこの交流会は、先輩たちに自身の将来像を重ね、進路について具体的に考えるきっかけとなり、一歩を踏み出す勇気を与えたことでしょう。