交流

2015年04月13日

学生ボランティアと支援者が集う全国研究集会 MAKE A DIFFERENCE 学生ボランティアフォーラム 〜シェアしてつながろう!ボランティア〜

学生ボランティアと支援者が集う全国研究集会MAKE A DIFFERENCE 学生ボランティアフォーラム〜シェアしてつながろう!ボランティア〜

平成27年2月25日(水)~27日(金) 国立オリンピック記念青少年総合センター

ボランティア活動に励む全国の学生が集結。
学び合い、思いを共有して、絆を強めました。

 環境、教育、福祉、国際交流・協力、復興支援など、国内外のさまざまな場所で多くの大学生がボランティア活動に励んでいます。そのチカラや経験値を各団体の枠をこえて共有できたら、大学生が起こす行動はもっと大きなインパクトを地域、社会、世界に与えることができるかもしれない――そうした思いのもと、2013年から「学生ボランティアと支援者が集う全国研究交流会 学生ボランティアフォーラム」が東京で開催されています。

 3回目を迎えた今年は2月25日(水)~27日(金)におこなわれ、日本各地から約500人の大学生が集まり、本学からも多数の学生が参加しました。さらに、文学部教育学科准教授・小島祥美先生が運営委員、文学部教育学科4年の櫻井さんが学生委員を務め、交流文化学部4年の瀧さんが学生分科会で事例を発表。また、全国学生ボランティア交流見本市に本学もブース出展し、コミュニティ・コラボレーションセンター(CCC)の教職員や学生スタッフが自分たちの活動を熱心に語って、他大学の教職員・学生とボランティアに関する情報や思いを共有しました。

 初日におこなわれたオープニングセッションの学生シンポジウム「つながる みつける ひろげていく ~身近なトコから変えていく社会」では、櫻井さんがコーディネーターとなり、シンポジストの学生たちの発言を促しながら"ボランティア活動の意義"を共に考えました。
 学外のさまざまな人と交流を深めて活動する学生たちも、初めから大きなことをしようと思っていたわけではありません。「なんだか、おもしろそう」という興味から一歩を踏み出し、出会いを積み重ねて地域や社会の課題に気づき、その解決に向けて自ら行動を起こすようになったのです。
 「ボランティア活動で各地へ足を運び、人生を変える出会いがあった」「『~したい!』という主体的な気持ちから動き出すと、自分が変わる。それが、社会を変えていく第一歩」「真剣に活動するからこそ、多くのことに気づき、自分の世界が広がっていく」......シンポジウムでは、学生たちの経験にもとづく"生きた言葉"の数々が交わされ、会場のすべての人の心に響きました。

 今回の研究集会では、参加した学生・教職員が多彩なプログラムを通して知識や情報、思いを分かち合い、各大学やボランティア関連機関、地域との連携、そして人とのつながりを強めました。その得難い経験を糧に、本学の学生たちは理念「違いを共に生きる」のもと、地域、社会、世界へ飛び出して、人々が笑顔で共に生きるための道を拓いていくことでしょう。