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2017年08月30日

第10回中国文化に触れるイベント

第10回中国文化に触れるイベント

2017年6月18日(日) 長久手キャンパス アイハウス 調理室

水餃子づくりを通じて
中国文化への理解を深めるイベントを開催しました。

 6月18日(日)、長久手キャンパスにある国際交流会館(アイハウス)の調理室で、愛知淑徳大学中国語教育運営委員会による「中国文化に触れるイベント」が開催されました。このイベントは今年で10回目を数える伝統行事です。これまで中国茶体験や太極拳体験、中国映画の鑑賞などさまざまな方法で中国文化を体験できるイベントを開催してきました。

第10回中国文化に触れるイベント

第10回中国文化に触れるイベント

 この日集まった19名の学生は中華料理の代表格である水餃子づくりに挑戦。調理に先立ち、まずは全学中国語教育運営委員会の董 梅香先生が全員に向けて水餃子の作り方や中国における水餃子について解説。「水餃子は中国においてもっともポピュラーな料理の一つです。旧正月である春節の大みそかに家族そろって水餃子を作るのが中国の伝統。水餃子は昔の中国のお金の形に似ていることから、縁起の良い食べ物とされているのです」と紹介し、餃子の皮をのばしたり、具を皮で包みこんだり、手際良く作り方をデモンストレーションしました。

第10回中国文化に触れるイベント

第10回中国文化に触れるイベント

 その後、学生たちは4~5人の班に分かれ、それぞれのテーブルに配属された中国人講師の先生からレクチャーを受けながら、調理を開始しました。生地のこね方やめんぼうの使い方、具の包み方など、一つひとつ指導を受けながら中国流の作り方で餃子を完成させました。大小さまざま個性豊かで、かわいらしい餃子が次々と器に盛りつけられ、学生たちは笑顔で「いただきます」。中国人講師のみなさんと会話を楽しみながら、水餃子を味わいました。

第10回中国文化に触れるイベント

 参加した学生は「日本と異なる作り方で、味も濃厚。実際にやってみることで楽しみながら中国の家庭料理とその文化を知ることができました」と充実感あふれる表情で語り、このイベントを心の底から満喫できたようでした。これからも中国語教育運営員会は体験的な学びを数多く企画・提供し、学生たちの知的好奇心を刺激していきます。