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2018年01月12日

ビジネス学部グローバルビジネス専攻「Bilingual Internship Overseas/Domestic」事前研修

ビジネス学部グローバルビジネス専攻「Bilingual Internship/Domestic」事前研修

インターンシップに向けての準備

 グローバルビジネス専攻では、"世界とつながり、現場で活躍できる人材"の育成のため、実践的プログラム「ASBEE」を設けています。「ASBEE」では、1年生の時からグローバルなビジネス現場を捉え、実践的な研修を通じて意識を高め、3年生後期に英語が飛び交う現場(インターンシップ)で貢献できる力を養うカリキュラムを整備。
 今回おこなわれた3回の研修は、ICCコンサルタンツから講師を招き、「ダイバーシティとビジネス」、「世界の働き方」、「グローバル人材論(入門)」をテーマに、インターンシップを見据えた事前研修を展開しました。

1.「ダイバーシティとビジネス」:ペアで考える"ダイバーシティ"とは?

 ビジネス界のグローバル化が進む現在、世界中の企業が"ダイバーシティ(多様性)"に力を入れています。そして企業は成長のエンジンとして、多様な価値観を持つ人材を活用し、新たなビジネスを展開。学生は、1回目の研修で、ビジネスにおけるダイバーシティの重要性を学びました。

ビジネス学部グローバルビジネス専攻「Bilingual Internship/Domestic」事前研修

ビジネス学部グローバルビジネス専攻「Bilingual Internship/Domestic」事前研修

 研修の冒頭では、"ダイバーシティ"に馴染みのない学生が、"多様性"について具体的に考え、発表する時間が設けられました。ここでは、「国々の価値観(宗教)の違い、性格や歴史的背景の違いがビジネスにおいて影響が出るのでは?」といった意見が出るなど、海外でビジネスするにあたり、文化の多様性に重点を置く学生が多数見られました。それを受け、講師が、「近年の成長がいちじるしいシンガポールは、"教育"、"政治家"、"外資系の人材の誘致"など、人材の多様性によって国に利益をもたらした」事例を紹介。学生は、「ビジネスにおいて、文化や人材をはじめ、多様な価値観を持った人材が重要だ」と納得していました。

2.「世界の働きかた」:グループワークで学ぶ"海外の仕事の進め方"

 2回目の研修では、海外における"働く意義"や"信頼関係の築き方"などを学ぶグループワークを実施。海外の旅行会社で研修している学生を例に"仕事の進め方、積極性、コミュニケーション、文化の違い"の観点から、問題点と改善案を考察しました。

ビジネス学部グローバルビジネス専攻「Bilingual Internship/Domestic」事前研修

ビジネス学部グローバルビジネス専攻「Bilingual Internship/Domestic」事前研修

 グループワークでは、積極的な話し合いが行われ、研修生の「上司の求める内容が分からなかったが頼まれた仕事を進めた」という行動に対して「目的がわからずに仕事を進めてはいけない」や「自分の考えを述べながら質問しないといけない」など、改善案を提案。この改善案に講師が「日本では研修や教育制度がしっかりしているが、海外では自ら学び分からないことは聞くスタイル」と説明しました。学生は海外の働き方を学ぶことで、"多様な価値観"の重要性を理解することができました。

3.「グローバル人材論」:ワークショップで"海外で新事業の立ち上げ"

 最終回では、"グローバルに活躍できる人材に必要な力"をテーマに研修が展開されました。講師から「全体を俯瞰する力=地球を俯瞰する力」、「想像力と創造力」、「価値観のギャップを埋める、歩み寄り」と実用スキルである「ビジネス知識」、「日英コミュニケーション力」、「ITリテラシー(情報活用能力)」の6つの項目を提示。インターンシップでも必要となる、これらの力を身に付けるために、「東南アジアでの新事業の立ち上げ」のワークショップを行いました。学生たちは、講師が用意した東南アジアの情報(人口・平均年齢・GDPなど)を元に「どの国で」、「何をするか」、「動機と理由」、「概要・コンセプト」、「目的とビジョン」、「ミッション」、「ターゲット」、「販売方法(チャネル)」の8つの要素に注意し事業計画を立案。各グループが、事業について論理立ててプレゼンテーションを展開しました。「"日本のおもてなし"の心をマレーシアに広げるために清掃業を営みたい」など日本の文化を活かした事業の立ち上げを考えたグループは、「日本に興味を持ってもらい、日本へ訪れてもらうのがミッションです」と堂々とした様子で発表。一方で、「実際に立ち上げるとなると、しっかり市場調査ができないことが不安」という声も上がり、海外事業の立ち上げやビジネスの難しさを感じたようでした。

ビジネス学部グローバルビジネス専攻「Bilingual Internship/Domestic」事前研修

ビジネス学部グローバルビジネス専攻「Bilingual Internship/Domestic」事前研修

 3回の研修を通じて学生は、自分たちで考え、主張する意義をはじめ、多様な価値観の存在を知るなど、インターンシップの基礎を学びました。このように、1年生から実践型のカリキュラムを経験することで、海外の地においても、主体的に作業を進めたり、ディスカッションをするなど、真に貢献できるグローバルな人材へと成長していくことができます。