追究

2017年12月11日

中京テレビ「FLOWERS by NAKED NAGOYA」 ワークショップ

中京テレビ「FLOWERS by NAKED NAGOYA」 ワークショップ

2017年11月5日(日) 中京テレビ、グローバルゲート

「メディアとコミュニケーション」について学ぶ学生たちが、
アート展を題材にしたワークショップに挑戦しました。

 2017年10月7日(土)から11月26日(日)まで名古屋市のささしまライブで開催されたアート展「FLOWERS by NAKED NAGOYA」。その展覧会を主催した中京テレビ本社で11月5日(日)、学生との共同ワークショップが行われました 。参加したのは創造表現学部 富樫ゼミと松井ゼミの2、3、4年生。会期中の展覧会を題材に、イベントをより多くの人に知ってもらい、楽しんでもらうためのイベント・プロモーションを考え、社会人の方々と意見交換を行いました。

中京テレビ「FLOWERS by NAKED NAGOYA」 ワークショップ

中京テレビ「FLOWERS by NAKED NAGOYA」 ワークショップ

中京テレビ「FLOWERS by NAKED NAGOYA」 ワークショップ

 まずは中京テレビ本社の会議室で「 FLOWERS by NAKED NAGOYA」を企画した中京テレビ事業局の鈴木氏がイベント事業企画から運営までの流れと、テレビ局がイベントをおこなう目的、イベントにおける広報の重要性を講義しました。その後、場所をグローバルゲートに移し、実際に展覧会場でのフィールドワークを行いました。2~3人のグループに分かれ、気づいたことを話し合ったり、プロジェクションマッピングを撮影したり、案内係の方に質問をしたり、来場者の視点でアート展の導線や見どころを観察しました。

中京テレビ「FLOWERS by NAKED NAGOYA」 ワークショップ

中京テレビ「FLOWERS by NAKED NAGOYA」 ワークショップ

 再び中京テレビ本社の会議室に戻り、学生たちは本学創造表現学部の富樫佳織先生がファシリテーターを務めた「顧客の経験と感情の動きを可視化するワークショップ」に挑戦しました。3つの班に分かれ、中京テレビ社員の方々やワークショップのコーディネーターを務めたGlossom株式会社の原田氏にも参加していただき、グループワークがスタート。1)アート展開催を認知してから、来場、鑑賞、会場を出るまでに行った「行動」、2)行動を起こすきっかけとなった「思考」、3)思考にともなう「感情」をそれぞれポストイットに書き出し、時系列に並べていきました。そしてさらに、アート展を経験する上で顧客がたどるプロセスの全ての「感情」をポジティブにするにはどのような課題があるかを議論し、ポジティブな気持ちをSNSで拡散するまでの導線を考察しました。最後はそれぞれのグループが話し合った結果を発表し、「FLOWERS by NAKED NAGOYA」をさらに魅力的にするためのアイディアを共有しました。

中京テレビ「FLOWERS by NAKED NAGOYA」 ワークショップ

中京テレビ「FLOWERS by NAKED NAGOYA」 ワークショップ

 社会人の方々と現在開催中のイベントを題材に、より良い運営について考え出す今回のワークショップは、学生たちにとってとても貴重な機会で、イベントを企画するために必要なマーケティング理論や経験の創造、SNSを主軸としたプロモーションの影響力と重要性を体験的に学び取る素晴らしいきっかけとなりました。