追究

2018年01月16日

教志会 国語教育研究部会 第9回定例会

教志会 国語教育研究部会 第9回定例会

2017年9月30日(土) 長久手キャンパス 233教室

在学生と卒業生が一緒になって
国語教育について考え、より良い授業をめざします。

 教育者を志す学生と教育者として活躍する卒業生をつなぐ会として発足し、さまざまなイベントを開催している愛知淑徳大学の教志会。その中の部会の一つとして、2017年1月に国語教育研究部会が発足しました。本学を卒業した国語科教員と現役学生から成る組織で、月に1回勉強会を開催し、卒業生や在学生が模擬授業や研究発表などをおこなっています。さらに、その授業や発表を踏まえ、参加者全員で意見交換をおこない、個々の指導力を高めています。

教志会 国語教育研究部会 第9回定例会

教志会 国語教育研究部会 第9回定例会

 9月30日(土)には、第9回の定例会を実施。この日は、文学部 国文学科 4年の石井かおりさんが教壇に立ち、小説「山月記」を題材にした模擬授業を実施しました。高校2年生を対象とした授業で、時間は50分。教育実習先で知った「報告制度」(生徒に課題を与え、その答えを教員に報告しながら授業を進めるオリジナルの教育方法)を取り入れ、主人公の心の変化やジレンマを生徒役の参加者たちに伝えていきました。

教志会 国語教育研究部会 第9回定例会

教志会 国語教育研究部会 第9回定例会

 50分の模擬授業終了後は、参加者が授業を受けた感想や「報告制度」に対する改善点などを発表しあい、より良い授業になるよう全員で考えていきました。在学生による模擬授業の他にも、国語科教員による授業の報告などもあり、多角的な視点から教育について考える機会を提供しています。これからも国語教育部会は、より教育をめざす若者の集いの場として、発展し続けていきます。