追究

2018年02月23日

教志会「教員採用試験合格体験発表会」

教志会「教員採用試験合格体験発表会」

2017年12月15日 長久手キャンパス8号棟

「教職を目指す道のゴール」から「学校現場で生き続けるスタート」へ

 教員養成の伝統校である愛知淑徳大学。「違いを共に生きる」という大学理念のもと、学校現場で「生き続けていく」ことができる教員の輩出に注力しています。その本学で、教職を志望する在学生と、教職に従事する卒業生をつなぐのが「教志会」。学生部会を中心に、年間を通じてさまざまなイベントを開催しています。
 12月15日(金)には長久手キャンパスにおいて、今年度の教員採用試験で合格を掴んだ在学生・卒業生が実体験を語る「合格体験発表会」を開催。教員をめざす後輩たちに向け、具体的なアドバイスを伝えました。

教志会「教員採用試験合格体験発表会」

教志会「教員採用試験合格体験発表会」

合格を果たした21名の先輩たちがアドバイス

 発表者として集まったのは、各学部の在学生16名、非常勤講師等で勤務する卒業生5名。合計21名に及びます。前半は、司会進行を務める学生が先輩たちに質問を投げかける、全体会を行いました。「採用試験に向けた勉強はいつから始めましたか?」「筆記試験の対策として勉強方法はどんな工夫をしましたか?」などの質問に、先輩たちが答えます。「採用試験にあたり大学時代にしておいて良かったこと」を聞かれると、個々の経験を話しました。「教志会のイベントに参加したり先生に話を聞いたりすることで、自分の教育観が磨けました」「ボランティアで小学校の授業をお手伝いしました。教育実習以外で現場を見ることができたことは大きかったです」とそれぞれ振り返ります。

教志会「教員採用試験合格体験発表会」

教志会「教員採用試験合格体験発表会」

 後半は、英語・社会・国語・保健体育・小学校・特別支援学校と、それぞれの専門分野に分かれて行われる分科会。学生たちは、志望する分野の先輩のもとに集まり話を聞きました。

教志会「教員採用試験合格体験発表会」

教志会「教員採用試験合格体験発表会」

 各ブースでは、科目ごとの勉強方法や、実際のノートや過去問題集を用いた助言などの質疑応答が飛び交います。ぐっと近い距離感で会話をすることができ、今後試験に挑む後輩たちにとって貴重な機会となりました。ここにいる学生たちの中から、来年度は「合格者」として登壇する学生も現れるはず。教育に志す者の会、教志会。その志は、脈々と受け継がれていきます。