追究

2018年04月17日

メディアプロデュース学部 松本ゼミ 学外公開ゼミ 『possibility―日本の暮らし方の将来的可能性―』

メディアプロデュース学部 松本ゼミ 学外公開ゼミ『possibility―日本の暮らし方の将来的可能性―』

2018年2月2日(金) 大名古屋ビルヂング11階 イベントスペースC terrace(名古屋市中区名駅)
(※現:創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻)

日本社会の今後について、インテリアを切り口に考察。
その研究成果を学外の人々に広く伝えました。

 「エイジングインテリア」をテーマに研究するメディアプロデュース学部 都市環境デザイン専修(現:創造表現学部 創造表現学科 建築・インテリアデザイン専攻)の松本ゼミは、超高齢社会の日本におけるインテリアについて調査・分析、考察しています。その研究成果を発表する場として、2月2日(金)に学外公開ゼミ『possibility―日本の暮らし方の将来的可能性―』を大名古屋ビルヂングで開催しました。会場は、新築やリフォーム、インテリアなどのショールームが集まるフロアのイベントスペースでした。インテリア設計士協会、建材メーカー、工務店、不動産会社などの方々、実社会で活躍するメディアプロデュース学部の卒業生などが来場し、学生独自のアイデアや新しい視点などに期待を寄せていました。

メディアプロデュース学部 松本ゼミ 学外公開ゼミ 『possibility―日本の暮らし方の将来的可能性―』

メディアプロデュース学部 松本ゼミ 学外公開ゼミ 『possibility―日本の暮らし方の将来的可能性―』

 司会進行も学生が務め、6グループが10分ずつの限られた時間で研究の概要や考察内容をわかりやすく発表していきました。研究テーマは学内ゼミと同様に、「インテリアのこれから」「外国人向けゲストハウス」「ヨーロッパの照明」「カラーユニバーサルデザイン」「古き良き照明」「大門商店街活性化プロジェクト」と多岐にわたっていました。松本ゼミでは「プレゼン道場」というプレゼンテーション能力を鍛えるオリジナルの取り組みにも励み、聞き手が理解しやすい発表方法を模索しています。各グループは日頃から仲間と磨き合っている力を発揮し、これからの日本のインテリアに対する考えを的確に伝えました。

メディアプロデュース学部 松本ゼミ 学外公開ゼミ 『possibility―日本の暮らし方の将来的可能性―』

メディアプロデュース学部 松本ゼミ 学外公開ゼミ 『possibility―日本の暮らし方の将来的可能性―』

 各グループの発表後、来場者の方々から「若い世代のインテリアに対する考えを設計に取り入れたい」「とてもわかりやすく興味深い発表でした」「松本ゼミの学生の皆さんとぜひコラボしたい」といった声が寄せられ、学生たちは喜びや達成感を分かち合っていたようです。また、学外公開ゼミの締めくくりとして松本先生によるミニ講義も開催されました。「超高齢社会を迎え、グローバル化も進む日本には、多様な価値観があります。本学の理念『違いを共に生きる』を実現できるインテリアのあり方、日本の暮らし方を、学生たちと一緒に考えていきます」と松本先生は力強く語りました。その熱い思いに応えるように、学生一人ひとりが社会と真剣に向き合い、さらに深い学修・研究に取り組んでいくことでしょう。

メディアプロデュース学部 松本ゼミ 学外公開ゼミ 『possibility―日本の暮らし方の将来的可能性―』