追究

2018年06月26日

第1回先輩カフェ

第1回先輩カフェ

2018年6月11日(月)星が丘キャンパスCCC前アクティブラーニング

インドネシアで障がい者支援を行う卒業生から話を聞き、
学生たちの活動を後押しする勇気をもらいました。

 交流文化学会が主催する「先輩カフェ」は、愛知淑徳大学の卒業生を招き、卒業生の生き方や仕事、大学での学びがどのように仕事で活かされているかなどを聞くイベントです。ランチを食べながら、卒業生と気軽におしゃべりできるイベントにしようと今回初めて開催されました。
 第1回目の卒業生はNPO法人アジア車いす交流センター(WAFCA)で働く福原春菜さん。福原さんはCCCの職員からNPOに就職した経歴を持ち、NPOやボランティアに興味のある学生たちが集まりました。

第1回先輩カフェ

第1回先輩カフェ

 当日は17名の学生に囲まれて福原さんの自己紹介からスタート。国際協力などに興味のあった福原さんは、学生時代にアメリカのワシントンにある赤十字社本部へインターンシップに行ったことや、日米のボランティア観の違いをテーマに卒論を書いたことなどを紹介。4年生になっても就職活動はせず、CCCのスタッフに欠員が出たことで運よく滑り込めたと笑います。CCCで3年間働いた後、NPO法人アジア車いす交流センター(WAFCA)で働くことに。現在はインドネシアのジャカルタで、車いすの必要な障がい者に向けて支援活動を行っていることなど、これまでの経歴を簡単に振り返りました。

第1回先輩カフェ

第1回先輩カフェ

 その後、学生たちからは「自分からアクションを起こす勇気はどこからくるんですか?」、「NPOに入るキッカケは?」、「語学の勉強方法は?」など、さまざまな質問が飛び交いました。福原さんはそれらの質問に対し、丁寧に言葉をしっかりと選びながら答えていました。特に印象的だったのが、最初の質問に対する回答。「自分からアクションを起こしたり、新しいことに挑戦するのは、とても不安だし、勇気がいります。でも、勇気がいることは、きっと楽しいこと。新しいことを知るのも楽しいじゃないですか。だからこそ、最初の一歩はあれこれ考えない、悩まない!」。
 先輩の話を聞き、学生たちも自分の信じる道や興味のあることに挑戦してゆく決意を新たにしたことでしょう。