追究

2018年08月09日

文学部 国文学科 「キャリアプランニング―国文学科での学びと社会で生きること―」

文学部 国文学科 「キャリアプランニング―国文学科での学びと社会で生きること―」

2018年7月13日(金) 長久手キャンパス7号棟 732教室

国文学科の卒業生から、仕事の魅力や学生時代の体験にまつわる話を聞き、
卒業後の人生について考えました。

 文学部 国文学科では、日本の文学や国語学、中国文学について学修を深め、論理的な思考力や表現力を身につけることができます。卒業生は在学中に磨き上げた力を活かして、公務員や一般企業の幅広い分野で活躍しています。さまざまな分野で活躍する国文学科の卒業生が講師を務めるオムニバス形式の授業が国文学科の3年生を対象に開講される『キャリアプランニング―国文学科での学びと社会で生きること』。卒業生に就職活動の体験や仕事の魅力を語ってもらうことで、在学生は自分の将来や社会について考えを深めていきます。

文学部 国文学科 「キャリアプランニング―国文学科での学びと社会で生きること―」

文学部 国文学科 「キャリアプランニング―国文学科での学びと社会で生きること―」

 7月13日(金)の授業では、平成28年に国文学科を卒業し、三重県内の高校で国語教師を務める水谷宏樹さんが登壇。教員になるために取り組んだことや、仕事のやりがいについてプレゼンテーションしました。水谷さんは「授業では、楽しく教えるだけではなく、作品にこめられた作者の思いが生徒たちに伝わるように工夫しています。このような奥深い授業ができるのは、国文学科での学びや先生方のアドバイスのおかげだと思います」と、4年間の学びが現在の仕事にどのような影響を与えているのかについても言及。最後に「急速に変化する時代に対応していくためには、私たちも変化し続けなければいけないと思います。読書を通じて知見を広め、これからも学び続ける姿勢を大切にしてください」と後輩たちにエールを送りました。

文学部 国文学科 「キャリアプランニング―国文学科での学びと社会で生きること―」

文学部 国文学科 「キャリアプランニング―国文学科での学びと社会で生きること―」

 発表後、学生たちは水谷さんが進行役を務めたグループワークに挑戦。「やる気のない生徒が授業を聞くには、どうしたらいいか」という課題についてディスカッションし、教員の立場から生徒をどのように指導したらいいのかについて考え、活発に意見交換をおこないました。
 先輩たちの職業観や経験談は、学生たちの視野を広げ、卒業後の将来を考える上での指針となることでしょう。国文学科では、学生一人ひとりが4年間の学びを活かして社会で活躍できるように、今後も手厚くサポートしていきます。