追究

2018年12月05日

創造表現学部 授業風景「絵本・イラスト」

創造表現学部 授業風景「絵本・イラスト」

混ぜる、拭き取る、滲ませる。
水彩絵の具を使った表現技法を修得し、絵本の世界を考察します。

 創造表現学部では「言語」「メディア」「建築・インテリア」といった多様な表現領域について知識や表現手法を学ぶことで、豊かな自己表現と情報発信によって実社会の諸問題にも適切に対処できる人材の育成を目標にしています。3つの専攻のうち、小説、評論、詩歌、児童文学、漫画、演劇、ノンフィクション、シナリオ、編集など文芸を中心とした創造的な表現の創作方法を学ぶのが「創作表現専攻」です。単一ジャンルにとどまらず、文芸創作に関する幅広い領域について実践的に学ぶことができます。この創作表現専攻の授業の一つが、「絵本・イラスト」です。水彩絵の具における数々の表現技法を学び、身につけることで絵本に対する理解を深めていきます。実際に水彩絵の具を用いてたくさん描くことができるのが、この授業の最大の特長。担当教員は「学生たちから話を聞くと、鉛筆やパソコンで絵を描く機会が多いといいます。あまり身近ではない水彩絵の具を使って描くことに触れ、表現の幅を広げてほしい」と語り、実演を交えながら表現技法を伝えていきました。

創造表現学部 授業風景「絵本・イラスト」

創造表現学部 授業風景「絵本・イラスト」

創造表現学部 授業風景「絵本・イラスト」

創造表現学部 授業風景「絵本・イラスト」

 11月2日(金)に取り上げた技法は「ウェット イン ウェット」。絵の具が乾ききらないうちに処理を加える技法で、ティッシュやスポンジ、塩などを使ってさまざまな「にじみ」の表現方法を習いました。技法を学んだ後、学生たちは思い思いに技法を使って模様を描き、水の量や絵の具の濃さ、乾き具合などによってどんな違いがあるのか、体験的に学んでいきました。複数回の授業を通じて一通り技法を習得した後は、有名絵本作家の作品を題材に取り上げ、どんな技法が使われているか検証する時間も予定されています。学生たちは水彩画の表現を学ぶ中で奥深い「絵本の表現の世界」の入口に立ち、自らの興味を追究するべく、身につけた技法を用いて表現の幅を広げていくことでしょう。