追究

2018年12月12日

交流文化学部「フィールドスタディ観光4(ホスピタリティ)」ホテルセミナープログラム

交流文化学部「フィールドスタディ観光4(ホスピタリティ)」ホテルセミナープログラム

2018年9月18日(木) ホテルオークラ東京ベイ(千葉県浦安市)

日本屈指のホテルで、学生たちが特別セミナーに参加。
“おもてなし”の本質を学びました。

 旅行業界で長年活躍した加納和彦先生のもと、交流文化学部・加納ゼミでは観光ビジネスや観光ホスピタリティを追究しています。毎年、夏休みには専門科目「フィールドスタディ観光4(ホスピタリティ)」として東京近郊のホテルやテーマパーク、空港での研修を実施。観光業界におけるホスピタリティとは何か、どのように実践されているのか、現場で学びを深める貴重な機会となっています。2018年度は、9月に2泊3日の日程で開催。加納ゼミのゼミ生を中心に約40名の2・3年生が履修しました。

交流文化学部「フィールドスタディ観光4(ホスピタリティ)」ホテルセミナープログラム

交流文化学部「フィールドスタディ観光4(ホスピタリティ)」ホテルセミナープログラム

 9月18日(木)におこなわれたのが、ハイクラスのリゾートホテル・ホテルオークラ東京ベイでの「ホテルセミナープログラム」です。おもてなしやホスピタリティに関する講義、客室やレストラン、結婚式場などの見学に学生たちは意欲的に参加しました。セミナーの講師を務めた人事総務課の方は「おもてなしとは“気持ちをカタチにすること”です。お客様に喜んでいただけることを常に考え、心地よい時間が演出できるよう行動しています」と語り、ホスピタリティマインドについて具体的な事例を交えて解説。相手への気配り・心配りとなる“洞察力”と、誠実さや思いやりの気持ちを具現する“提供力”が、宿泊客一人ひとりの笑顔につながっていると学生たちは実感していました。

交流文化学部「フィールドスタディ観光4(ホスピタリティ)」ホテルセミナープログラム

交流文化学部「フィールドスタディ観光4(ホスピタリティ)」ホテルセミナープログラム

 さらに、マナー講座もおこなわれ、他者への心づかいをどう表すかについて学びました。学生たちは講師の方からていねいなレクチャーを受け、身だしなみや挨拶、立ち居振る舞い、言葉づかいなどを実践。「おしゃれは自分で楽しむファッション、身だしなみは相手に不快感を与えない服装」「挨拶は、自らの心を開き、相手に近づくための第一歩」など、社会人の基本となることへの理解も深めました。

交流文化学部「フィールドスタディ観光4(ホスピタリティ)」ホテルセミナープログラム

交流文化学部「フィールドスタディ観光4(ホスピタリティ)」ホテルセミナープログラム

 一流のホテリエから、人と人の心が通い合う“おもてなし”の本質を学んだ学生たち。今回のセミナーで得た知識をこれからの学修・研究に活かし、観光ビジネスや観光ホスピタリティの専門性を養っていくでしょう。