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2019年01月08日

第13回 愛知淑徳大学中国語スピーチコンテスト

第13回 愛知淑徳大学中国語スピーチコンテスト

2018年11月14日(水) 星が丘キャンパス 55A教室

中国語学習の成果を披露するスピーチコンテストを実施。
会場に集う全員で、中国語学習の魅力を分かち合いました。

 2018年11月14日(水)、星が丘キャンパスにて「第13回 愛知淑徳大学 中国語スピーチコンテスト」が開催されました。このスピーチコンテストは、中国語を学ぶ本学の学生にとって一つの目標となっており、審査員として名古屋中華人民共和国総領事館の方々をお招きするなど、本格的な大会へと年々進化を遂げています。今年は17名の学生がエントリー。中国語学習をはじめたきっかけ、中国での留学経験談、日本で出会った中国人観光客とのエピソードなど、一人ひとりがオリジナリティあふれる自作のスピーチを披露し、流暢な中国語で会場に詰めかけた学生たちに自らの思いを伝えました。

第13回 愛知淑徳大学中国語スピーチコンテスト

第13回 愛知淑徳大学中国語スピーチコンテスト

 発表終了後、審査結果の集計中には、中国語学習の魅力を伝えるさまざまなプログラムを実施しました。1つ目は留学経験者による留学体験談のプレゼンテーション。登壇した2名の学生は、授業の様子や寮の部屋、留学先で出会ったさまざまな国籍の仲間などが写った写真をプロジェクターに映しながら、留学の内容はもちろん、異国の地で学ぶことでどんな財産が得られるか、多くのエピソードを交えながら紹介していきました。

第13回 愛知淑徳大学中国語スピーチコンテスト

第13回 愛知淑徳大学中国語スピーチコンテスト

 2つ目のプログラムは、中国語を専攻した学生による就職体験談の発表。中国語学習に全力で打ち込めば、就職面接の場でアピールすることができることを伝え、残された学生生活を充実させることが希望する進路に進むための第一歩であると後輩たちにアドバイスとエールを送りました。
 さらに中国語を学んでいる学生による「中国語劇」も披露。ストーリーはオリジナルで、劇中に中国語の歌も盛り込んだ、ミュージカル仕立てのもの。会場からはあたたかい手拍子がおくられ、会場中が笑顔に包まれました。
 中国語学習のおもしろさを存分に味わったあとは、いよいよ結果発表。厳正なる審査の結果、中華人民共和国駐名古屋総領事賞は足立 春佳さん、最優秀賞は足立 菜々花さん、優秀賞は筒井 友未名さんと横井 愛美さんが選ばれました。中国語スピーチコンテストに参加した学生はこの経験を自信に変え、さらに中国語学習に励んでいくことでしょう。また聴講者として会場に集まった学生たちにとっては、登壇者から刺激を受け、向学心を高めるきっかけになったことでしょう。中国語学習に力を注ぐ全員にとって有意義な時間となった今回の中国語スピーチコンテスト。これからも進化を続け、本学の伝統として根づいていくはずです。

学生コメント

総領事賞

第13回 愛知淑徳大学中国語スピーチコンテスト

交流文化学部 交流文化学科 3年 足立 春佳さん

 1年生の時、スピーチコンテストの朗読部門に出場しました。その時、先輩方が堂々とスピーチする姿を見て「わたしもあんなふうに、中国語が上手になりたい」とあこがれをいだきました。スピーチコンテストへの出場が、一つの目標になった瞬間でした。1年間の中国留学を経て、今年念願のスピーチコンテストへ挑戦。練習の際、指導してくださった先生方が「表情がすてき」と褒めてくださったので、その言葉を自信に変えて、本番では表情豊かに語ることを心掛けました。想像以上の結果につながって、正直驚いています! しかし練習の成果が実ってとてもうれしいです。また、スピーチコンテストへ出場したメンバーの発表を見て、スピーチにもいろんな表現があることを知り、人を楽しませるスピーチが出来るぐらい中国語を極めたいという新たな目標も生まれました。今回の受賞を通過点にして、さらに中国語の力を磨いていきたいと思います。

最優秀賞

第13回 愛知淑徳大学中国語スピーチコンテスト

交流文化学部 交流文化学科 3年 足立 菜々花さん

 先輩から勧められて何気なく履修した中国語がとてもおもしろく、今日まで学んできました。2年次には中国への交換留学にも挑戦。留学は中学生の頃からのあこがれで、小さい頃からの夢と大学からの中国語学習が見事にマッチし、とても充実した時間を中国で過ごすことができました。現地でたくさんの中国人の方々と出会い、語学力を磨くことができたので、「留学後の力試し」として、今回中国語スピーチコンテストに参加しました。参加を決めてからは、いち早く暗記しようと寝る前も登校中も、スピーチの文面を反芻しながら覚え込みました。発音練習は学部の先生方と一緒に。細かい部分も指摘していただき、よりネイティブの発音をめざして特訓することができました。今回のスピーチのテーマは「出会い」でした。中国語学習を通じて出会った数々の仲間に恩返しができるよう、自らも成長をし続けていきたいと思います。

優秀賞

第13回 愛知淑徳大学中国語スピーチコンテスト

交流文化学部 交流文化学科 2年 筒井 友未名さん

 中国語をはじめたのは、大学生になってから。中国語なら仲間とともに切磋琢磨しながら一緒に成長できると思い、履修してみました。授業を担当する先生方はとてもやさしく、前回よりも上達していると手放しで褒めてくださいます。それがとてもうれしくて、どんどん中国語学習にのめり込んでいきました。今回のスピーチコンテストへの参加も先生のおすすめがあったから。緊張しがちな性格で参加を決意するのには勇気がいりましたが、ご指導いただいた先生方に成長した姿を見せたいという一心で、本番もがんばりました。その結果が賞につながり、胸がいっぱいです。中国語の魅力は日本語にない発音の美しさだと思います。正しい発音を身につけ、さらに語学力を向上させるために、来年から約1年間の交換留学に挑戦します。現地でもスピーチコンテストで得た自信を発揮し、積極的に学んでいきたいと思います。

優秀賞

第13回 愛知淑徳大学中国語スピーチコンテスト

交流文化学部 交流文化学科 2年 横井 愛美さん

 中学生の時、中国人の友達ができたことが中国語との出会い。その友達と中国語で楽しく話がしたいと思い、中国語を専門に学ぶことができる愛知淑徳大学へ進学しました。毎日、中国語に触れようとリスニングをしたり、単語練習をしたりしていますが、昨年も本学のスピーチコンテストの他に2つのスピーチコンテストに参加して発音や表現力を磨くことができたので、今年も自分の語学力を高めるために参加を決意しました。学内で本格的なスピーチコンテストが実施されることは、中国語を学ぶ私たちの学習意欲に繋がり、とても良い学びの場になっています。さらに、スピーチコンテストを聴講する学生にとっても、中国語学修で成長している先輩たちの姿や中国留学の様子を知ることができるので、知的好奇心が刺激されるいい機会になっていると思います。この場を活用し、さらに語学力を高めて中国語を極めたいと思います。