追究

2019年03月19日

ビジネス学部グローバルビジネス専攻「Bilingual Internship Overseas/ Domestic」事前研修(後半)

ビジネス学部グローバルビジネス専攻「Bilingual Internship Overseas/ Domestic」事前研修(後半)

2018年度後期(全8回) 星が丘キャンパス

グローバル企業でのインターンシップに向けて、
きめ細かい事前研修で目的意識をさらに高めます。

 ビジネス学部 グローバルビジネス専攻では、グローバルなビジネスの現場に通用する力を養うため、日本語と英語のバイリンガルで、経済学を中心に、経営学、商学、会計学も総合的に学びます。そうした学修の集大成として、3年次の専門科目「Bilingual Internship Overseas/Bilingual Internship Domestic」では、国内外の企業での実務インターンシップに学生たちが挑みます。2018年度は9月から1月にかけて、教員や外部講師による事前研修を実施。前半では英語での面接対策やビジネスマナー研修など、後半では仕事の進め方に関する講義や出発前オリエンテーションなどをおこないました。インターンシップを通して何を得たいのか、学生たち一人ひとりが目的意識を明確にし、大学で培ってきた思考力や実践力、語学力に磨きをかけていました。ここでは、後半の内容についてダイジェストで紹介します。

【事前研修】
日本企業の海外進出に関する講義を受け、グローバルビジネスへの理解を深める。

ビジネス学部グローバルビジネス専攻「Bilingual Internship Overseas/ Domestic」事前研修(後半)

ビジネス学部グローバルビジネス専攻「Bilingual Internship Overseas/ Domestic」事前研修(後半)

 グローバルにビジネスを展開する日本企業の実情について、事例をもとに検証しました。海外進出がうまく進まなかった事例からは、電子メールでのアプローチ、海外展示会への出展、海外子会社の設立において効果的な情報発信や戦略・市場調査が欠かせないことを学修。その上で、海外展示会におけるスムーズな商談プロセス、日本企業と海外企業では意思決定スピードや意思決定者が異なることなども学びました。また、インターンシップ中に困りごとなどが起こった場合、相談を受け付けるサポートデスクの活用方法も紹介。国内外でのチャレンジを後押しする支援体制の充実さを実感した学生たちは、実務インターンシップへの意欲をさらに高めていました。

【グローバルビジネス研修】
日本と海外の「ビジネスの現場」を学び、実践力を養う。

ビジネス学部グローバルビジネス専攻「Bilingual Internship Overseas/ Domestic」事前研修(後半)

ビジネス学部グローバルビジネス専攻「Bilingual Internship Overseas/ Domestic」事前研修(後半)

 実務インターンシップの約1か月前におこなわれた、「グローバルビジネス研修」。外部講師のレクチャーのもと、学生たちはケーススタディを通して仕事の進め方を学び、日本と海外のワークスタイルの違いなども確認しました。インターンシップを成功させる重要ポイントとして挙げられたのは、Goal(目標)・Plan(計画)・Do(実行)・Check(検証)・Action(改善・実行)の「G-PDCA」サイクル。学生たちは配布されたシートに「1か月間のインターンシップで達成したい目標」などを記入し、研修先で積極的に行動しようと決意を新たにしていました。またこの日は、海外のビジネス現場に関する英語での研修も実施。相手との距離を縮める「Small Talk(雑談)」のコツ、スマートな握手の仕方、海外のビジネスマナーなどを具体的に学び、学生たちはビジネスパーソンとしてのマインドも磨いていました。

【エリア別出発前オリエンテーション】
シアトル、ホーチミン、東京の各エリアに分かれて最終確認。

ビジネス学部グローバルビジネス専攻「Bilingual Internship Overseas/ Domestic」事前研修(後半)

ビジネス学部グローバルビジネス専攻「Bilingual Internship Overseas/ Domestic」事前研修(後半)

 今回、学生たちが実務インターンシップに参加するのは、シアトル(アメリカ)、ホーチミン(ベトナム)、東京のいずれかの都市にあるグローバル企業です。出発の約2週間前には、エリアごとの最終オリエンテーションがおこなわれました。ホームステイ先または宿泊先からの通勤方法、インターンシップ中に毎週提出するレポートの注意事項、持ちものや身だしなみなどを、現地で困らないようしっかりと確認。外部講師からは「インターンシップでは、受け身ではなく自分から動くと多くのことが得られます。社会人としての礼儀を常に忘れず、研修先に貢献しようという意識を持って、一つひとつの仕事に真剣に取り組んでください。グローバルなビジネスの現場で多様なワーキングスタイルを間近で見て、今後のキャリアに活かしましょう!」と激励の言葉が送られました。そのエールを受け取った学生たちは、事前研修で学んだことを力に変えて、約1か月間の実務インターンシップへと力強く一歩を踏み出しました。