追究

2019年10月21日

CCCチャレンジファンド2019 公開コンペ

CCCチャレンジファンド2019 公開コンペ

2019年6月16日(日) 星が丘キャンパス アクティブ・ラーニングスタジオ

「チャレンジファンド」の採択をめざし、
学生たちが自らの地域貢献活動をPRしました。

 本学では全学共通教育を充実させ、どの学部に所属していても、学生たちが自らの興味に応じて、幅広く自由に学びを展開できる教育システムを整えています。その全学共通教育の一つが「アクティブラーニング科目」です。地域とつながり、地域と共に課題解決に向けた取り組みを実施する中で、学生が主体性を育み、行動力を身につけられるよう、企画立案を実施する授業や障がい者支援について学ぶ授業など、幅広いカリキュラムを取り揃えています。これらの授業を開講しているのが「コミュニティ・コラボレーションセンター(CCC)」です。アクティブラーニング科目の開講のほかに、学生たちに地域貢献活動を紹介したり、地域貢献活動を実施する学生団体の運営をサポートしたり、幅広い支援をおこなっています。さらに、CCCは「チャレンジファンド」という支援制度を設け、一定の条件を満たした学生団体に対して1年間、地域貢献活動に必要な経費を助成しています。2019年度は6月16日(日)に、助成を受けるための審査の場となる「チャレンジファンド2019 公開コンペ」を実施。チャレンジファンドは、ファンド初挑戦の団体が対象の「スタートアップ部門」と前年度から継続してファンドに挑戦する「一般部門」の2つがあり、当日は合計12の学生団体が集まり、審査員に自らの活動の魅力を伝えました。

CCCチャレンジファンド2019 公開コンペ

CCCチャレンジファンド2019 公開コンペ

CCCチャレンジファンド2019 公開コンペ

CCCチャレンジファンド2019 公開コンペ

 スタートアップ部門に挑戦したのは3つの団体。瀬戸市の魅力を発信し活性化につなげようと活動する「せとせと」、ファッションの在り方とジェンダーについて啓発する「なないろ」、学生が介入することで福祉施設のお菓子の時間をより有意義なものにしようと取り組む「キズナ日和」の3つで、それぞれの団体は今まで実施してきた活動内容と共に、今後の展望もアピールし、活動への支援を求めました。

CCCチャレンジファンド2019 公開コンペ

CCCチャレンジファンド2019 公開コンペ

 一般部門には9つの団体が挑戦。高齢者の孤食問題に向き合う団体、愛知県の外国人住民を対象に活動している団体、介助犬の啓発に力を注ぐ団体、放置竹林をテーマに環境問題に取り組む団体など、参加した団体は実に多彩。それぞれが自らの団体の存在意義を訴え、活動の成果を表しながら、支援を呼びかけました。
 厳正なる審査の結果、今年度は12団体すべて採択され、助成金が支払われることになりました。学生たちはこの結果を真摯に受け止め、1年間地域貢献活動に力を注いでいくことでしょう。