追究

2019年12月03日

ビジネス学部 企業分析プロジェクトB(東海地区のグローバルカンパニー)

ビジネス学部 企業分析プロジェクトB(東海地区のグローバルカンパニー)

2019年10月18日(金) 株式会社サンゲツ 本社・ショールーム・モデルルーム

株式会社サンゲツ様の財務諸表を読み解き、分析するために、
企業訪問を行い、事業内容への理解を深めました。

 ビジネス学科の授業「企業分析プロジェクトB(東海地区のグローバルカンパニー)」は、東海地区を代表するグローバル企業を題材に、学生たちがグループになってその企業の財務諸表を読み解き、実際の企業の経営実態や課題を明らかにしていくアクティブラーニングの授業です。今年度、学生たちが経営状況を読み解く企業は、インテリア商社として国内最大手の株式会社サンゲツ様。2019年10月18日(金)には、実際に株式会社サンゲツ様の本社を訪れ、企業担当者様から解説いただき、取り扱っている商材や企業概要、経営戦略についての理解を深めました。

ビジネス学部 企業分析プロジェクトB(東海地区のグローバルカンパニー)

ビジネス学部 企業分析プロジェクトB(東海地区のグローバルカンパニー)

 まず学生たちは2つのグループに分かれて、株式会社サンゲツ様のモデルルームとショールームを見学。モデルルームには17の小さな部屋が作られており、北欧風の部屋や和風の部屋などの各テーマに即した床材・壁紙・カーテンなどの各種商材についてご紹介いただきました。ショールームでは床材・壁紙・カーテンについてさらに詳しく説明を受け、株式会社サンゲツの多様な商材やお客さまのニーズに寄り添った柔軟な商品提案力を知ることができました。

ビジネス学部 企業分析プロジェクトB(東海地区のグローバルカンパニー)

ビジネス学部 企業分析プロジェクトB(東海地区のグローバルカンパニー)

 モデルルーム・ショールーム見学が終わった後は、会議室に場所を移し、企業担当者様から企業概要と経営戦略について、プレゼンテーションを受けました。プレゼンテーションの前半は株式会社サンゲツについて。江戸時代から続くサンゲツの歴史やサンゲツのグループ会社など、会社の全体像が見える総合的なお話をお聞かせいただきました。また株式会社サンゲツの商品を採用している施設についての紹介の際は、学生たちになじみのある身近な施設を具体例に挙げながら、人々の暮らしに寄り添った事業を展開していることをお伝えいただきました。
 プレゼンテーションの後半は「安定性」「成長性」というキーワードに基づき、株式会社サンゲツの強みやこれからの経営戦略について紹介。さらに「連結売上高の推移」や「株主還元の実績」などにも言及し、株式会社サンゲツのリアルな姿をお示しいただきました。
 学生たちは今日の訪問とプレゼンテーションをもとに、今後さらに株式会社サンゲツの研究を進め、来年1月にはその成果を発表します。企業担当者様から直接企業についてご説明いただく経験は、よりリアルに企業を知るきっかけとなり、これから企業研究を進める学生たちに新たな視座を与えたことでしょう。