追究

2020年03月10日

創造表現学部 メディアプロデュース専攻4年次卒業プロジェクト「メディアる展2020」&3年次制作作品展「僕らの分岐展」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻4年次卒業プロジェクト「メディアる展2020」&3年次制作作品展「僕らの分岐展」

2020年1月25日(土)~26日(日)なごのキャンパス(旧那古野小学校)体育館、Meeting Room A

3年生と4年生の合同展示会
個性あふれる作品は
表現へのあくなき追求心と情熱が生み出しました。

 1月25日(土)~26日(日)、創造表現学部メディアプロデュース専攻の3年生と4年生が、なごのキャンパスにて作品展を開催しました。この作品展は4年生にとって学校生活最後の卒業プロジェクトとなり、3年生にとっては1年間の集大成となる記念すべきイベントで、企画から運営のすべてを学生自身が手掛けています。

創造表現学部 メディアプロデュース専攻4年次卒業プロジェクト「メディアる展2020」&3年次制作作品展「僕らの分岐展」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻4年次卒業プロジェクト「メディアる展2020」&3年次制作作品展「僕らの分岐展」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻4年次卒業プロジェクト「メディアる展2020」&3年次制作作品展「僕らの分岐展」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻4年次卒業プロジェクト「メディアる展2020」&3年次制作作品展「僕らの分岐展」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻4年次卒業プロジェクト「メディアる展2020」&3年次制作作品展「僕らの分岐展」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻4年次卒業プロジェクト「メディアる展2020」&3年次制作作品展「僕らの分岐展」

 3年生の「僕らの分岐展」は、なごのキャンパス1階のミーティングルームAで行われ、過程としての分岐、可能性としての分岐、選択としての分岐など、すべての作品が「分岐」をテーマにさまざまな切り口で表現されています。映像、音楽、写真などを表現手段とした11作品は、学生それぞれの想いをもとにした個性あふれる作品ばかり。来場者に対して熱心に説明する学生の姿も見られ、来場者と制作者のコミュニケーションも活発に図られていました。

創造表現学部 メディアプロデュース専攻4年次卒業プロジェクト「メディアる展2020」&3年次制作作品展「僕らの分岐展」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻4年次卒業プロジェクト「メディアる展2020」&3年次制作作品展「僕らの分岐展」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻4年次卒業プロジェクト「メディアる展2020」&3年次制作作品展「僕らの分岐展」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻4年次卒業プロジェクト「メディアる展2020」&3年次制作作品展「僕らの分岐展」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻4年次卒業プロジェクト「メディアる展2020」&3年次制作作品展「僕らの分岐展」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻4年次卒業プロジェクト「メディアる展2020」&3年次制作作品展「僕らの分岐展」

 一方、なごのキャンパス体育館では、4年生の「メディアる展2020」が開催。「メディアを吸収するだけでなく、メディアで表現しよう」と、写真や映像だけでなくトーク、ディスカッション、ワークショップ、よさこいの演舞など、ありとあらゆる表現手段を用いてイベントを形成しているのが特徴です。特にワークショップは3年生とコラボレーションし、一体感を出しているのが魅力的でした。広い体育館の中は、まるで“表現のるつぼ”。学生たちが抱いている自己表現への好奇心と発散力に満ち溢れた空間は、表現へのあくなき追求心と情熱が渦を巻いているようでした。

仲間の大切さをあらためて実感
自身の決断力や度胸も付きました

創造表現学部 メディアプロデュース専攻4年次卒業プロジェクト「メディアる展2020」&3年次制作作品展「僕らの分岐展」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻4年
森本真由さん

 作品展のコンセプトは「タピるようにメディアる」。メディアをタピオカのように身近なものとして感じていただき、作者と来場者の皆さんがコミュニケーションを図ることで、作品への理解をより深めようと考えました。そのため、開催場所はギャラリーのようなかしこまった場所ではなく、オープンで入りやすい体育館をあえて選びました。
 集まった38作品はどれも個性的なものばかりなので、順路にこだわりながら会場のレイアウトを決めていきました。ただ、実行委員会として作品に介入しすぎると作者の想いを阻害してしまう可能性もあるので、作者(作品)との距離感にも気を付けました。
 このイベントを仕切ることで、仲間の大切さをあらためて実感。自分自身も決断力や大勢の人の前で話す度胸が付いたと思っています。

完成作品だけでなく、
その制作過程も楽しんでほしい

創造表現学部 メディアプロデュース専攻4年次卒業プロジェクト「メディアる展2020」&3年次制作作品展「僕らの分岐展」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻3年
田口大成さん

 作品を完成形だけでなく、その制作過程も見せたらおもしろいのでは? と考え、この作品展のコンセプトを「分岐」としました。映像については、絵コンテなども展示することで、どのようにして作品をつくりあげたのかを知ることができます。
 今回、このようなイベント開催はみな初めてのことで、展示や設営の知識はゼロ。そんな中、全員で協力しながら試行錯誤を繰り返して、きょうを迎えることができました。僕はこれまでリーダーという役割を担うような性格ではなかったのですが、この経験によって自主的に行動する大切さを学ぶことができました。来年はもっと早く準備し、余裕をもってイベントが運営できるようにしていきたいと思っています。