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2021年03月15日

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 作品展示プロジェクト2021 Di-STANCE 村上ゼミ3年「MEDIA BOX~灯光~」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 作品展示プロジェクト2021 Di-STANCE 村上ゼミ3年「MEDIA BOX~灯光~」

2021年1月23日(土)、24日(日) 長久手キャンパス ミニシアター

 創造表現学部 創造表現学科 メディアプロデュース専攻に所属する阿部ゼミ、坂倉ゼミ、村上ゼミの学生が合同で作品展示プロジェクト「Di‐STANCE」を開催しました。デジタル(Digital)、デザイン(Design)、情報(Information)など、メディアプロデュース専攻での学びを活かして、各ゼミの学生が自ら企画を立ち上げ、展覧会を運営しました。
 今回は、創造表現学部 メディアプロデュース専攻 村上ゼミ3年生の「MEDIA BOX~灯光~」を紹介します。

光と音と映像を駆使して、
お祭りの雰囲気を味わえる空間を構築しました。

 メディア・アートを専門とする村上ゼミでは、3年生が3チームに分かれ、MEDIA BOXと題して異なる3つの空間をつくり上げました。1月23日(土)、24日(日)には、Cチームの6名による企画展「灯光」が、長久手キャンパス ミニシアターで開催されました。

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 作品展示プロジェクト2021 Di-STANCE 村上ゼミ3年「MEDIA BOX~灯光~」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 作品展示プロジェクト2021 Di-STANCE 村上ゼミ3年「MEDIA BOX~灯光~」

 学生たちが企画したのは夏祭りを光と音と映像で体感できる空間。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止が相次いだお祭りを楽しんでもらいたいという思いから考案しました。会場には、5つの人感センサーを設置。順路に沿って歩いていくと、お祭りに訪れた人々のざわめきや屋台の店主の掛け声、食べ物を焼く音などが聞こえてくる仕組みとなっています。また、道中には提灯の明かりも灯して、お祭りのにぎわいを演出。そしてラストには頭上に花火が打ちあがる映像と音声が流れる、臨場感あふれる空間を構築しました。

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 作品展示プロジェクト2021 Di-STANCE 村上ゼミ3年「MEDIA BOX~灯光~」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 作品展示プロジェクト2021 Di-STANCE 村上ゼミ3年「MEDIA BOX~灯光~」

 プログラミング技術や映像編集技術などを用いて、学内に幻想的な空間をつくり上げた学生たち。今後もさまざまな表現に挑戦し、多くの人の心を動かしていくことでしょう。

村上ゼミ3年Cチーム 学生コメント

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 作品展示プロジェクト2021 Di-STANCE 村上ゼミ3年「MEDIA BOX~灯光~」

 プログラミングや映像制作など役割分担し、計画を立てて準備を進めました。臨場感ある展示づくりのため、特に意識したことは音と映像と光のバランスです。お祭りの音はよりリアルに聞こえるように数種類の音を重ねて編集。花火の映像は、音に合わせてつなぎ目に違和感が出ないように調整し、光の明るさも試しながら入念に決めていきました。制作を通して映像制作技術などの向上を実感し、自信が持てるようになりました。今回の経験を活かして、今後もさまざまな作品づくりに取り組みたいと考えています。