追究

2021年05月21日

建築・インテリアデザイン専攻 松本ゼミ×シンコールインテリア株式会社 協働プロジェクト

建築・インテリアデザイン専攻 松本ゼミ×シンコールインテリア株式会社 協働プロジェクト

2021年4月20日(火) 長久手キャンパス 8号館5階プレゼンテーションルーム

松本ゼミの学生たちが、企業のオンラインセミナーで使用するムービー撮影に参加。
受講生役を演じながら、インテリア商材の知識を深めていきました。

 創造表現学部 創造表現学科 建築・インテリアデザイン専攻の松本ゼミは、インテリアデザインを専門に学ぶゼミナールです。松本佳津先生の信条は「インテリアは人の未来をつくる」。学生たちにはもちろん、学外での講演活動も積極的におこない、インテリアの魅力と可能性を広く発信しています。今回の共同プロジェクトも、松本先生がシンコール(シンコールインテリア株式会社)の講演会などに参加したことがきっかけで、実現。シンコールはカーテン・クロス・床材・ファブリックなどを取り扱う国内最大級のインテリアメーカーで、今回はシンコールが「オンラインセミナー」で使用するムービーに、松本ゼミの3・4年生が受講生役として出演する形で、コラボレーションが実現しました。

建築・インテリアデザイン専攻 松本ゼミ×シンコールインテリア株式会社 協働プロジェクト

建築・インテリアデザイン専攻 松本ゼミ×シンコールインテリア株式会社 協働プロジェクト

 撮影当日となった4月20日(火)は、ムービー制作を指揮するシンコールの制作部隊、ムービー内で講師役を務めるシンコールの社員・松岡氏、さらに、撮影や編集を担当する動画制作会社の方々などが、長久手キャンパスに集結。台本が用意され、複数のカメラがセッティングされたプレゼンテーションルームには、プロの現場ならではの独特の緊張感が流れ、学生たちもこの貴重な機会に、胸を躍らせている様子でした。
 「オンラインセミナー」の撮影は、4月21日(水)に新たに発売された見本帳「BEST」を用いて、学生たちがインテリア商材を学ぶ設定で進行。見本帳「BEST」のこだわりや見本帳内で紹介されている商材の特徴などを、松岡氏が時折クイズをはさみながら解説し、学生たちはその解説に応じて、クイズに答えたり感想を述べたりして、撮影に協力していきました。

建築・インテリアデザイン専攻 松本ゼミ×シンコールインテリア株式会社 協働プロジェクト

建築・インテリアデザイン専攻 松本ゼミ×シンコールインテリア株式会社 協働プロジェクト

建築・インテリアデザイン専攻 松本ゼミ×シンコールインテリア株式会社 協働プロジェクト

建築・インテリアデザイン専攻 松本ゼミ×シンコールインテリア株式会社 協働プロジェクト

 後半には、学生たちがシンコールの商材を使って考えたインテリアコーディネート案をプレゼンテーションするシーンも撮影。「30代~40代の男性をターゲットにしたモダンなダイニング」、「10年先を見据えたクールな子ども部屋」、「リラックスできるカントリー風のリビングルーム」、「ほっと一息つける玄関」、「夜勤がある女性をターゲットにした寝室」、「“コロナ禍に癒しを”と考えた洗面所」、「黄色と青の色合いが美しい子ども部屋」の7つのプランが提案され、松本先生から講評を受けました。発表をした学生は、撮影をしているとは思えないほどの、堂々ぶり。日頃の学修の成果を存分に発揮し、自らのプランの魅力を発信しました。

建築・インテリアデザイン専攻 松本ゼミ×シンコールインテリア株式会社 協働プロジェクト

建築・インテリアデザイン専攻 松本ゼミ×シンコールインテリア株式会社 協働プロジェクト

 最後は、松本先生が自らのインテリアコーディネートプランを発表。同じインテリアを30代向け、50代向け、70代向けと、年代別にコーディネート。配色や素材が違うだけでガラリと表情を変えるプランを解説しながら、「インテリアでその人の人生を応援することもできるんですよ」と、インテリアコーディネートの魅力を発信していきました。撮影は順調に進み、最後、「オールアップです!」の声がかかると、会場からは自然と拍手が。学生たちもほっと安心した表情を浮かべて、撮影の完了を喜びました。
 松本ゼミの学生たちは、普段なかなか触れることのない、動画制作の経験を得たことで、自らの視野が広がったことでしょう。本学では今回のムービー撮影のように、今しかできない貴重な経験を積極的に提供することで、学生たちの向学心を刺激し、成長を促していきます。