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2021年07月16日

名古屋土曜学習プログラム

名古屋土曜学習プログラム

2021年6月5日(土) 藤が丘小学校 体育館

本学の学生たちが学習イベントのスタッフとして参加。
子どもたちを優しく指導し、素敵な時間を提供しました。

 2021年6月5日(土)、藤が丘小学校の体育館で、「名古屋土曜学習プログラム」が開催されました。名古屋土曜学習プログラムとは、名古屋市が主催している小学生向けの学習イベントのこと。子どもたちが豊かな土曜日を実現するため、地域、保護者、外部人材、民間事業者などの協力を得て、さまざまな体験を重視した学習イベントを実施しています。今回は、本学の文学部 教育学科の加藤 智先生が、この名古屋土曜学習プログラムの講師を担当。学生たちが、サポートスタッフとして活躍しました。

名古屋土曜学習プログラム

名古屋土曜学習プログラム

名古屋土曜学習プログラム

名古屋土曜学習プログラム

 当日は1~3年生の児童、約50人が体育館に集合。司会進行を務めた土曜学習コーディネーターさんに紹介されて招き入れられた加藤先生は、「今日は私の担当教科である“生活科”に関する工作に挑戦しましょう」と子どもたちに語りかけ、割りばし、紙、輪ゴムなどを使って作る、「グライダーづくり」をスタートしました。子どもたちは3~7人のグループに分かれ、学生たちの指導のもと、紙をグライダーの羽の形に切ったり、切った紙を割りばしに貼り付けたりしました。学生たちは、子どもたちの進捗にあわせて、つくり方をアドバイスし、スムーズなグライダー作りをリードしました。

名古屋土曜学習プログラム

名古屋土曜学習プログラム

 完成後は、会場の後方で、子どもたちが思い思いにデコレーションした色とりどりのグライダーをテスト飛行。学生たちはグライダーで遊ぶ子どもたちに「かわいくできたね!」「すごい、遠くまで飛ぶね!」と元気いっぱいに声を掛け、一人ひとりの好奇心を刺激しました。
 プログラムの後半は、割りばしや紙などを使ってつくる「扇子づくり」にチャレンジ。まんまるに広がる形状を活かしてスイカに見立てたり、たくさんの折り紙を使ってカラフルに仕上げたり、アイデアあふれる扇子をつくりあげました。学生たちはここでも「何をつくる?」「何色がいいかな?」と優しく語り掛け、子どもたちをサポートしていきました。完成後は、嬉しそうに友だち同士、扇子を見せ合う子どもたち。扇子であおぐ姿も見られ、今回の工作を存分に楽しんだ様子がうかがえました。
 子どもたちの笑顔にあふれた今回の土曜学習プログラム。学生たちは子どもたちと関わり、指導する中で、教師に欠かせない全体を見通す力や一人ひとりに寄り添う力などを磨くことができました。本学ではこれからも社会と連携した学修の機会を積極的に提供し、学生たちの成長を促していきます。