追究

2022年02月02日

創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻 トシカン座談会 2021

創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻  トシカン座談会 2021

2021年12月20日(月) 長久手キャンパス プレゼンテーションルーム

社会で活躍する先輩たちが自身の経験を
後輩たちに伝える座談会が開催されました。

 本学の創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻は、建築・インテリアデザインの基礎から応用までの学びを通して、歴史・文化・環境・経済といったさまざまな背景も学んでいきます。一級建築士の資格取得をめざすことができる他、建築・インテリアデザインという枠組みを通して、広く社会を捉える視点も養います。卒業生は、一級建築士はもちろん、住宅メーカーの営業や施工管理など幅広い職種で活躍し、大学で得た創造力や表現力、プレゼンテーション力などを社会で発揮しています。

創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻  トシカン座談会 2021

創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻  トシカン座談会 2021

 本専攻ではそんな卒業生たちを毎年12月に本学にお迎えして、ご自身の経験談をお話しいただく機会を用意しています。「トシカン座談会」と題し、学生たちが進路やキャリアについて考えるきっかけとして、先輩・後輩の交流の場を提供しています。今年度は12月20日(月)に開催され、4名の卒業生が登壇し、学生時代の経験や現在の仕事についてお伝えいただきました。

創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻  トシカン座談会 2021

創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻  トシカン座談会 2021

 4名のプレゼンテーション終了後は、後輩が先輩に質問を投げかける交流がおこなわれ、インターンシップや現在の仕事を選んだ決め手など、質問は多様な内容に及び、後輩たちは先輩たちのお話に熱心に耳を傾けました。
 学生たちは、先輩方との交流を通じて、自らの将来を見つめるきっかけを得られたことでしょう。本専攻では今回の座談会のように、先輩と後輩をつなぐ機会を豊富に用意し、学生たち一人ひとりが納得のいくキャリアを歩めるよう、サポートしていきます。

19期生/松本ゼミ 赤嶺 美沙さん

創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻  トシカン座談会 2021

 注文住宅の営業として働く赤嶺さんは、「今後のことをどう考えていますか?」と集まった学生に問いかけ、「学生時代にしっかりと将来について考えてほしい」とメッセージしました。進路を考える上で3つのことをやってほしいと語り、自分の場合を例として挙げながら、キャリア設計の方法を具体的に紹介していきました。さらにプレゼンテーションのコツについても語り、「学生時代を有意義に過ごしてほしい」と学生たちにエールをおくりました。

17期生/田島ゼミ 加藤 純華さん

創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻  トシカン座談会 2021

 施工管理として働く加藤さんは、施工管理が担う4つの管理(工程・安全・品質・原価)を紹介しました。そして仕事を通じて「施工図面を書くこと」にやりがいを感じはじめたといい、転職を決意したと現在の状況を説明しました。自身の今までの経験を伝えた上で「仕事を通じてやりたいことが見えてくる場合もあると思います。ただ新卒は一度きりなので、その貴重な機会を大切にしながらも、肩に力も入れすぎず自分の人生を見つめてみてください」と後輩たちにメッセージをおくりました。

19期生/鈴木ゼミ 山田 七叶さん

創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻  トシカン座談会 2021

 在学中に起業し、「建築と自然」を軸とした映像・写真制作を手がけている山田さんは、起業のきっかけは建築家兼実業家である谷尻誠さんがSNSで呼びかけた「写真映像スタッフ募集」に手を挙げたことであると語り、自身が制作した映像を放映した後、自分がどうして今の会社を始めるに至ったかを説明しました。さらにやりたいことを見つけるためには、選択肢を増やし、得意なことを伸ばすことが大事だと助言し、最後には「考える葦であれ」という言葉をおくりました。

19期生/鈴木ゼミ 安藤 瑞基さん

創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻  トシカン座談会 2021

 東京のWebコンサルティング会社でデザイナーとして働く安藤さんは、大学生の時「日本のモノづくりの魅力を発信するコンテンツ」などを運営していたことなどを語り、さらに、現在はWebデザインの改良や雑誌に掲載する広告のデザインをおこなっていることを、実例を提示しながら説明していきました。そのうえで、大手やベンチャーなどの枠組みにとらわれずに就職活動に挑み、やりたいことを掴むいい機会にしてほしいとアドバイスしました。