追究

2022年03月01日

ビジネス学部 ビジネスイノベーションコース「イノベーションプログラムB(ものづくり)」

ビジネス学部 ビジネスイノベーションコース「イノベーションプログラムB(ものづくり)」

2021年12月24日(金)星が丘キャンパス15C教室

星が丘キャンパスで学ぶ学生たちのために、
より価値のある空間づくりのプランを提案しました。

 現代社会の動きに対応した、経済学や経営学、マーケティングや会計学を理論と実践の両面から学ぶビジネス学部。中でも現代ビジネス専攻 ビジネスイノベーションコースでは、企業と連携した商品やサービスの企画やプロモーション戦略の立案に取り組んでいます。その目玉が、イノベーションプログラム(2年後期)とそれに続くチャレンジプログラム(3年前期)。学生は、「ものづくり」、「まちづくり」、「プロモーション」、「ホスピタリティ」の4つのジャンルから1つを選択します。今回ご紹介するのは、「イノベーションプログラム(ものづくり)」です。
 全15回の講義は、自分はどう考え、行動するのか、「自分ごと」であることを常に意識し、「大学生活とは何か」を改めて問い直し、「学び」のための「憩いの空間」は何かをチームで具体化していきます。そこには何が必要なのか、どのような価値があるのか、実現するために乗り越える問題は何か、を考えていきます。
 2021年度・22年度にタイアップしていただいたのは、株式会社アーティストリー(愛知県春日井市)・クリエイティブディレクターである大西功起さんです。アーティストリーは、木を使ったフルオーダー家具を企画・設計・製造している会社です。大西さんには、学生たちの課題発表に対しての評価や実現可能性についてのアドバイスをいただきました。

ビジネス学部 ビジネスイノベーションコース「イノベーションプログラムB(ものづくり)」

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 12⽉24⽇は最終発表の日。学生たちは6組のチームに分かれ、大学生活とは何かを明示した上で、どのような空間に価値があるのかを約7分間にまとめ、発表しました。各チームは星が丘キャンパスに通う学⽣たちにアンケート調査を実施し、そのデータを基に学⽣ラウンジやラウンジテラスを改装する案や図書館の有効活用など、独自のアイデアを出していきます。また、プランを実現させるための予算設定をはじめ、費⽤対効果、学内での交渉相⼿など、深く踏み込んだ内容も盛り込まれ、リアリティを感じさせます。これらのプレゼンテーションに対し、担当の浅井先生や大西さんからもさまざまなコメントが飛び出します。中でも⼤⻄さんは「複数の要素を掛け合わせることで付加価値が増す」、「その空間に何⼈の学⽣が利⽤できるのか。滞在時間や回転率なども考えて提案するともっと説得力が増す」、「プランを実現させるため、誰に話を持ち掛ければいいのか、承認のためにどのような書類が必要なのかなど、もっと突っ込んだ内容があるといい」など、実際のビジネスの現場にいるからこそできるアドバイスが印象的でした。また最後には「皆さんと⼀緒に学ぶことで、その経験が僕⾃⾝の仕事にも活かせています。星が丘キャンパスに来た⼈がうらやましいと思ってもらえる空間づくりをめざしていってほしい」と締めくくりました。

ビジネス学部 ビジネスイノベーションコース「イノベーションプログラムB(ものづくり)」

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 この後、3年前期からは後半戦の「チャレンジプログラム」に⼊っていきます。イノベーションプログラムで学んだ知識や経験を基に、企業の方々とコラボレーションしながらより具体的な企画、資金計画、マーケティングやプロモーションなどの提案を行い、より実践的な学びに挑戦していきます。

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