トヨタ自動車株式会社 JDRトヨタの皆さま
2021年12月19日（土）　オンライン開催

地域貢献活動に力を注ぐ企業・団体と、オンラインで交流。
互いの思いを共有し、新たなアクションへとつなぐ機会になりました。

　コミュニティ・コラボレーションセンター（CCC）は、学生のボランティア活動や社会貢献活動をサポートする教育センターです。ボランティアの基礎と実践を学ぶ科目の開設や学生の自主活動のバックアップなど、「教育」と「支援」の2つの軸で学生一人ひとりの挑戦や成長を応援しています。このCCCが2015年から開催しているのが、「コラボメッセ」。地域貢献活動をおこなう学生団体をはじめ数多くの学外連携団体が交流し、互いに活動内容を紹介し合いながら協働の輪を広げるイベントです。昨年に続き、今年も新型コロナウイルス感染拡大防止のため、12月19日（土）にオンラインで開催されました。本学の学生団体が18団体、他大学の学生団体や企業・行政機関・NPOが22団体参加し、総勢90名以上が交流しました。

　最初におこなわれたのが、文学部英文学科（現：総合英語学科）の卒業生・野原かほりさん（現在、名古屋大学学術研究・産学官連携推進本部URA所属）による講話。「『自分のチカラ、社会のチカラ』を考える」というテーマで、在学中のボランティア経験や卒業後のキャリアについて語りました。学生たちにとって、先輩の体験談や熱いメッセージは刺激になり、新たなチャレンジへの意欲を高める有意義な時間になりました。
　続いて、参加者が12のブレイクアウトルームにわかれ、同じルームになった各団体が対話や意見交換をおこないました。「どんな思いのもと、どんな活動に励んでいるのか」「自分たちがコラボレーションしたら何ができるのか」といったことが話し合われ、学生たちも積極的に発言。これからのボランティア活動や新たな取り組みにつながる気づきを得ていました。

　最後はイベントの締めくくりとして、今後の活動に向けたアクションプランを全体共有しました。学生は「メディアの専門性を活かして、自分にできることを実践していきたい」「“知ること”の大切さを実感。人に伝えることから始めたい」「『思い立ったら吉日』という気持ちでボランティア活動に挑戦したい」とさまざまなアクションプランを発表。企業の方々は「社会課題と大学での学びをつなげて考えるなど、学生の皆さんの志の高さに感動しました」「社会に目を向けている学生たちの思いを、社内でも共有できたらと思います」と語り、学生たちのさらなる活躍に期待を寄せていました。