追究

2022年07月06日

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 藤田ゼミ「演習Ⅰa」アウトドアミーティング

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 藤田ゼミ「演習Ⅰa」アウトドアミーティング

2022年6月1日(水)長久手キャンパス はっぴー広場

テント設営のワークショップで仲間と協働し、将来を語る学生たち。
今後の活動に胸を膨らませながら、ゼミへの思いを語り合いました。

 近年のデジタル化に伴って多様化が進むメディアの特性を正しく理解し、適切な情報発信ができる人材の育成をめざす本学の創造表現学部 メディアプロデュース専攻。学生たちはさまざまな学問領域からメディアの専門知識を習得し、民間企業や行政機関と連携して調査や企画・制作などを実践的に学ぶことができます。3年次からはゼミナールに所属し、より専門的な知識と表現力を育成します。藤田ゼミでは「主体的な発想力を養う」ことをテーマに、仲間とコミュニケーションを取り、協力しながらさまざまな活動に取り組んでいます。専門性の高いゼミが多い中で、研究内容を自由に決められる藤田ゼミには、自分が夢中になれるものを探したいというと考える学生たちが多く集まります。研究テーマを考えながら、ゼミでの活動を通していろいろなことに挑戦していきます。

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 藤田ゼミ「演習Ⅰa」アウトドアミーティング

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 藤田ゼミ「演習Ⅰa」アウトドアミーティング

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 藤田ゼミ「演習Ⅰa」アウトドアミーティング

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 藤田ゼミ「演習Ⅰa」アウトドアミーティング

 2022年6月1日(水)、藤田ゼミはテントを設営するワークショップを長久手キャンパスのはっぴー広場で実施しました。「今回のワークショップは、チームワークを養うことが目的です」と話す藤田良治先生。イベント開始直後の学生たちからは緊張している様子が伺えましたが、藤田先生の説明を聞きながら協力してテントを設営していくうちに表情が和らぎ、仲間と一致団結しながら作業に取り組んでいました。テントを張り終えた学生たちは、自己紹介も兼ねて各々の学生生活やこのゼミを選んだ理由など、いろいろなトークテーマで話を進めます。テント設営という共同作業を経て仲間同士の距離を縮めた彼らは、今後のゼミの活動にも胸を膨らませていました。

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 藤田ゼミ「演習Ⅰa」アウトドアミーティング

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 藤田ゼミ「演習Ⅰa」アウトドアミーティング

 そんな彼らに藤田ゼミの魅力について話を聞くと、全員が口をそろえて「自由でおもしろいこと」と答えてくれました。また、「与えられた課題をこなす、という受動的なものではなく、自分たちで一から考え、主体的に物事を作り上げる点に魅力を感じています」と、自由であるからこその良さを話してくれる学生も。自分自身でゴールを設定して創作活動に取り組んでいくところに新鮮さを見出しているようでした。さらに、仲間との協働作業が楽しみだという声も上がりました。誰かと一緒に創作活動をすることで、多面的な視点を養えるのもこのゼミの魅力です。

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 藤田ゼミ「演習Ⅰa」アウトドアミーティング

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 藤田ゼミ「演習Ⅰa」アウトドアミーティング

 一方で、「今後の計画や活動内容がまだ何も決まっていないので、不安に感じることがある」との声も。それを聞いた藤田先生は「不安な気持ちが続いていくことは何も悪いことではありません。大人だって不安なときはたくさんあります。大事なのは、不安な状態から抜け出すすべを見つけること。その力を、ゼミナールを通して身に付けてほしい」と学生たちの背中を後押しし、「仲間とたくさんコミュニケーションを取り、発想力を高めながら、今後の活動に取り組んでいきましょう」と本イベントを締めくくりました。

 互いに意見を述べ合い、手を取り合いながら仲間とともに創作活動に挑む藤田ゼミ。「固定概念にとらわれず、自らが主役となってやりたいことに挑戦していってほしい」と藤田先生は話します。自由な環境の中で、一から作り上げるプロジェクトにやりがいを感じながら、学生たちはゼミ活動に励んでいくのではないでしょうか。自らの興味関心を追求し、自由な発想で表現できる環境が、メディアプロデュース専攻には備わっています。

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『タープを活用した教育活動の意義』
藤田 良治 , 湯浅 万紀子 , 藤田 貢崇
Significance of Educational Outdoor Activities Using Tarp
愛知淑徳大学論集. 創造表現学部篇,(12),17-29 (2022-03-15)
https://aska-r.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=8566
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