追究

2022年09月22日

言語聴覚学専攻 症例報告会

言語聴覚学専攻 症例報告会

2022年7月12日(火)・19日(火)長久手キャンパス322教室・323教室・324教室

言語聴覚学専攻の学生が、実習の経験談を語る報告会。
学外実習を控えた後輩たちも聴講しました。

 健康医療科学部言語聴覚学専攻では、聴こえとことばの障害を持つ患児者さんを支援する「言語聴覚士」を育成しています。国家資格である言語聴覚士の資格取得には、学外実習が必修とされているため、本学の学生たちは、病院やリハビリテーションセンター、子どもの療養施設などの臨床・教育現場において実習を経験。実際に検査や言語訓練をしながら言語聴覚士に必要な専門知識や技術を修得し、患児者さんへの接し方ついても学んでいきます。

言語聴覚学専攻 症例報告会

言語聴覚学専攻 症例報告会

 言語聴覚学専攻では、2年次になると「学内実習」を経験し、3年次では夏期に4週間、春期に8週間の「学外実習」を実施しています。学外実習の期間は長期にわたるため、患児者さんと触れ合う機会が多く、さまざまな症例に出会うことができます。そして、その実習をより実りあるものにするため、実習内容や実習先で出会った症例について報告する「症例報告会」を開催。2022年度は、2022年7月12日(火)・19日(火)の2日間にわたって実施しました。

言語聴覚学専攻 症例報告会

言語聴覚学専攻 症例報告会

言語聴覚学専攻 症例報告会

言語聴覚学専攻 症例報告会

 報告会では、4年生が登壇し、実習先で出会った症例について、所見や評価、考察、問題点などをまとめた報告内容を発表しました。一人約7分間の発表の後、質疑応答へ。聴講していた2年生と3年生は、実習に対する心構えや実習先での具体的な対応などについて質問し、学外実習への理解を深めていきました。

 報告会の最後には、この日の発表者たちが壇上に並び、後輩たちへ、実習に向けてのアドバイスを送りました。「実習中は事前の学習はもちろんですが、最中も学ぶことが多く勉強の毎日です」「実習は長期なので、規則正しい生活を心がけて体調管理に気をつけてください」「大学で学んだことが発揮できて、やりがいを感じられました」など、実習を経験した人ならではの役立つアドバイスが続々と飛び出しました。
 こうして、先輩から後輩へ貴重な経験が受け継がれることで、言語聴覚学専攻での学びはより深いものとなり、言語聴覚士をめざす学生たちを力強く後押ししています。

言語聴覚学専攻 症例報告会