追究

2023年01月23日

第10回 交流文化学部 研究大会

第10回 交流文化学部 研究大会

2022年12月10日(土)星が丘キャンパス13B・13C・15B・15C教室

交流文化学部4年生による、卒業研究論文の発表。
多彩な視点から研究テーマを深掘りし、4年間の成果を発揮しました。

 2022年12月10日(土)、交流文化学部の研究大会が星が丘キャンパスでおこなわれました。本大会は、交流文化学部の4年生による卒業研究論文の発表の場で、13B・13C教室ではランゲージ専攻の学生8名が、15B・15C教室では国際交流・観光専攻の学生7名が、各自の研究内容をプレゼンテーション。2年生は各々の興味に合わせて先輩たちの卒論発表を聴講しました。

第10回 交流文化学部 研究大会

第10回 交流文化学部 研究大会

第10回 交流文化学部 研究大会

第10回 交流文化学部 研究大会

第10回 交流文化学部 研究大会

第10回 交流文化学部 研究大会

 言語や教育、地域貢献、国際理解・協力、観光など、幅広い分野で世界各国の文化について学んでいる交流文化学部の学生たち。彼らの発表内容は、韓国のウェブトゥーンと日本の電子漫画の文化を比較・考察したものや、「勧誘」に対する日中の「断り」の言語行動の違い、ピクトグラムの観点から看板による観光地の景観破壊について考えたもの、“おひとりさま”文化と消費の変化、「FMいちのみや」を事例とするコミュニティメディアを活用した地域づくりなど、多彩なテーマで展開されました。各学生は15~18分と短い発表時間の中で、どのように自身の研究内容を伝えるかを考え、一部をピックアップして紹介したり、要点を整理ながらプレゼンを進めたりと工夫を凝らします。表やグラフ、イラストを用いて視覚的にわかりやすくまとめたもの、聴講している学生に問いかける・考えさせるようなもの、話し方やパワーポイントにインパクトを持たせることで印象に残るような工夫がされているものなどがあり、聴講者は熱心に耳を傾け、リアクションペーパーに必死にメモを取っていました。発表後の質疑応答では、発表内容をさらに深掘りしたり、研究テーマに対して別の視点から意見を問うたりするなど、ハイレベルな質問が飛び交いました。

第10回 交流文化学部 研究大会

第10回 交流文化学部 研究大会

 また、15B教室では、前島先生と本大会の発表者4名によるトークセッションもおこなわれました。研究テーマを決めた時期や研究において苦労したこと・おもしろかったこと、就職活動と卒論の両立についてなど、聴講している2年生が卒論において気になる点を深掘りしながら話します。2年生からの質問タイムでは、メンタルを保つ方法や回復方法などについて聞く学生もいました。
 4年生の発表を聴講した後輩たちは、研究の進め方や内容のまとめかた、プレゼンテーションのポイントなどを吸収。先輩たちの発表を参考にしながら、自分はどんなテーマについて研究しようかと考えを巡らせたことでしょう。